マッシュルーム 山岡昌治 日本でただ一軒、専門レストランのフランス茸料理
[フランス料理]
修業時代のフランスで野生の茸の美味しさと出会い感激、茸に触れる日々を送られ、日本に戻ってからは茸狩りを始め茸とのご縁は深まる一方…遂にオープンされたお店の店名も「マッシュルーム」と名付けるほど 茸がお好きな山岡昌治さんによる「シェフ・シリーズ」の1册。
日本、フランス、中国、ロシア…それぞれの茸の特徴を存分に活かしたお料理が、ユニークなアプローチでまとめられた分かりやすいカテゴリーで紹介されています。
また、「食べるための茸図鑑(味覚で分類した日本の食用茸43種 / 味覚で採点するフランス・ロシア・中国の茸21種)」では、野生茸の個性、フランス料理での使い勝手や調理のポイントを学べたり、「茸のタイプに合わせた下ごしらえ」では、風味や形を損なわない上手な掃除の方法を教えてくれたりと、日々の実践で蓄えられた茸の知識も披露されていて、読みごたえたっぷり!
他、茸の保存法や、シェフのある日の茸狩りを取材したコーナー、シェフの茸小物コレクション( ! )などもありますよ♪
1つ1つのレシピに寄せられたメニューの紹介文は茸への愛情に溢れ、想像を膨らませてくれる凝ったメニュー名と共に、珍しく未知なるその風味、香り、食感への期待を高めてくれます。
山岡昌治さんの茸への愛情と共に、“不思議で奥の深い茸ワールド”をどうぞお楽しみください♪
- まず種類ごとの特徴をよくつかむことから始まる茸料理
- 香り高い茸
- コウタケのリゾットとマロン詰め うずらのロースト etc...
- 味の濃い茸
- 鴨胸肉とフォアグラのヴァプール モリーユ茸のオロロソ・シェリー煮添え etc...
- 食感に個性がある茸
- ムキタケとたらばがにのジュレ仕立て サフラン風味の根セロリのピュレ添え etc...
- 「ぬめり」のある茸
- ミズの実とハナイグチのスパゲッティ見立て グリーンマスタード風味 帆立貝のケッパー風味添え etc...
- 強烈な匂いの茸
- ブナハリタケとアーティチョークのピラフ ミント風味 まぐろのリエット添え etc...
- 欠点を持つ茸
- 蕎麦の実と干し海老の衣をまぶしたトンビマイタケのフリチュール etc...
- ほろ苦い茸
- 地鶏ささみのマリネとクロカワのサラダ仕立て わさび風味のドレッシング etc...
- 特徴に合わせて選ぶ茸の調理法
- 揚げる / 軽く煮込む / 煮含ませる / 「出し」を取る / ソテーとロースト / 網焼きする / ピュレにする / 干す
- 的鯛のサラマンドル焼き 野菜とクリタケのフリチュール添え
- 茸を詰めたあんこうのロースト コウタケとヘーゼルナッツの香り etc...
- メインディッシュになる茸
- オオモミタケのブレゼ 牡蠣とフォワグラのクーリ・ソース
- マスタケのフリチュール 黒オリーブ風味 アンチョビ入りブール・ルージュ etc...
- サラダ仕立てのオードヴル茸
- ホウキタケのスープ煮と鴨の燻製のサラダ仕立て
- オマールとアミタケのサラダ マンゴー・ドレッシング etc...
- いくつかの茸を組み合わせる
- 野生茸とドライフルーツのマリネ アオリイカのハーブソテー添え
- エスカルゴ、茸、緑レンズ豆のラグー etc...
- 昔ながらのやり方をヒントに作る
- 野生茸のテリーヌ ごぼうのポルト酒煮とにんじんのフォンダン添え
- 開きナメコとムール貝のアーモンドバター焼き etc...
- ほかの素材で茸を引き立たせる
- (肉 / 内臓 / チーズ / 卵 / 野菜 / 貝 / 甲殻類 / 魚)
- フレッシュ・チーズとイロガワリを詰めたファロー鹿のボール
- 鴨のフォワグラのソテー ナラタケのエーグル・ドゥー・ソース 菱の実添え
- オオモミタケのくるみとシェーヴル・チーズ焼き トマトのロースト添え
- カエルもも肉とタマゴダケのスープ オゼイユ風味
- ビーツとシモフリシメジの煮込み エストラゴン風味
- 天然シメジと蛤のスープ フヌイユ風味
- あかざ海老とコガネタケのソテー オレンジ風味のアンディーヴのコンフィチュール添え
- 鰻、セップ、じゃがいものテリーヌ バルサミコ酢風味 etc...
- 独学のデザート
- (レシピが載っていないメニューもあります)
- ゴルゴンゾーラのアイスクリーム ブリニとポルト酒マリネの巨峰添え etc...
Information
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年4月現在