Proof of the pudding is in the eating
作ってみました♪
黒部徹 *撮影
中央公論社 / シェフ・シリーズ60号
1994初版・1995再版 / 30×21 / 144p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf1-60 ]
十代の頃、辻静雄さんの著作によってフランス料理に目覚め、井上旭シェフとの出逢いによりフランス料理の世界に足を踏み入れられてから約20年、1984年に「カストール」をオープンされてからは ちょうど10年の節目に上梓された、「カストール」藤野賢治さんによる「シェフ・シリーズ」です!
フランス料理に打ち込まれること約20年、“料理が整理されてこれだという形に固まりつつある段階ではないかと実感” を覚えるようになられた頃とのことで、その心は、 “さまざまな美食の遍歴を通過したひとが、古巣に戻れたような落ち着きを感じることができる、暖かな味”…こちらの御本は、その掲げられた理想の通り、シェフの暖かなお人柄が感じられるような読み心地で、お店のオープンから10年でお客さんによって育てられ「カストール」の定番となったお料理やお菓子を中心に、お店のオープン前から続けられているお料理教室で 好評を博したルセット、ホワイト・アスパラガスの美味しいいただき方のバリエーション、他、注目されているというカリフォルニア・キュイジーヌを取り入れたルセットなども紹介されています♪
また、「シェフ・シリーズ」は、“専門家の味をあなたの食卓に” というコンセプトながら、“シェフの作品集”さながらの高いレベルとなっている号が多いのですが、こちらはそんな中でも珍しく、家庭向けに配慮されたレシピがたくさん紹介されていて、特に、お菓子類を中心に作り方や工程写真も詳しく掲載!
紹介されているルセットは一例ですが下記でご紹介していきますので、どうぞご参照くださいね。
他、「薪と炭のフランス料理 山中湖で発見した、最新の厨房設備を超える味」として、凝ってらっしゃるアウトドアでのお料理を紹介してくれたコーナーもあり レシピも紹介♪
「もうひとつの定番」として、冷蔵発酵で作られている手作りパンについてのお話もあります。
ちなみに、「カストール」といえば、ラッコのロゴがかわいらしいお店♪
その由来は、哲学者のサルトル氏がボーヴォワール夫人へ宛てたラブレターの出だし「Mon petit castor」とのことですが、こちらの御本には、藤野シェフに似ているからという説( ! )も載っていましたよ。
どうぞご堪能ください.:*・゜
作ってみました♪
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年4月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪