食と暮らしの古本屋 eclipse plus

アラスカ在住の写真家 星野道夫さんが、南アラスカからカナダにかけて広がる原生林の世界を探訪…星野さんが少しずつ森に心を開いていく様子、そして森の描写が素晴らしくて、 “木々やコケ、そして岩や倒木までが、たがいにからみながら助けあい、森全体が ひとつの生きもののように呼吸しているよう”という感慨が胸に迫ってくるような読み心地の１册です.:*・゜

壁に描かれた太古の壁画、教会や寺院の壁に施された 彫刻や意匠、施政者のお墓の壁に刻まれた彫刻や壁画、スイスの絵本作家 アロワ・カリジェさんが描いた壁画、 思わず驚く 愉しい“いたずらかべ”、 地球上で一番長い壁・一番小さい壁、宇宙で一番大きい壁、ベルリンの壁、心の壁 etc... あらゆる壁が大集合！最後のメッセージも素晴らしい1册です♪

古い建物と“グラン・プロジェ”で建てられた 新しい建物を比べながら、古いものが尊重されながら変わりゆくパリの街並みを紹介してくれた写真家・森枝雄司さんによる１册！
ポンピドー芸術文化センター、ルーヴル美術館の ガラスのピラミッド、オルセー美術館、 アラブ世界研究所、 ピカソ・アリーナ、二つのオペラ座、ラ・ヴィレットのさまざまな建物、エッフェル塔、デファンスのグランド・アルシュ etc... どうぞご堪能ください.:*・゜

16歳でアメリカに渡り、大学在学中に第二次世界大戦が勃発…日本とアメリカの狭間で、日本人として、また、どちらの国にも属さない心を持つ“外人”としてぶつかったさまざまな思いや葛藤を、戦争体験を交え語ってくれた 哲学者・鶴見俊輔さんによる１册です.:*・゜

手で食べたり、お箸で食べたり…どうして世界には いろいろな食べ方があるのでしょう？世界の食べ物をいろいろな食べ方で食べ比べ、その地域地域で育まれた人間の工夫や知恵を紹介してくれた１册…食文化の違いについて、さまざまな視点から考えることの楽しさを伝えてくれています♪

古代から現代までの日本の塩のとり方の移り変わり、世界の塩のとり方、全て岩塩で出来ている ポーランドの珍しいべリチカの宮殿のお話、 私たちの体液に溶けている塩の働きのお話（実験も♪）、 塩分のおいしさの秘密、色をきれいに保ったり粘りを出したりするなど、お料理における塩の活躍ぶり、“ソーダ工業”に使われる塩の使い道、塩の結晶のお話や 結晶を用いた工作、実験コーナーや雑学コーナー etc... 盛りだくさんで学べる１册です！

世界睡眠学会連合理事を務められ、眠りについての著書も多い井上昌次郎氏が 脳をつくり脳を守る眠りの大切さを易しく紹介してくれた１册。
眠りに関するさまざまな実験や「生物時計」のお話、動物たちの眠り etc... ♪

小学４年生の男の子が、500円のおこづかいを1000円にアップしてもらうため、ポスターを作って、キッチンに貼り、お母さんに訴えようとすると、〈絵〉くんと〈ことば〉くんが頭の中で議論を始めて、ポスター案は次々と生まれるアイデアで説得力を増していって…！
「広告批評」編集長を経て多彩にご活躍の天野祐吉さんが、言葉と絵が合わせ持つ力を素晴らしいアイデアで伝えてくれたユニークな１册です♪

美術館で開かれる展覧会は、一体どのように準備されお披露目されているのでしょうか？もしも、子どもたちが美術館にある本物の作品を使って、全て自分たちだけで企画した展覧会がつくれたら…！
そんな夢のようなアイディアを基に、展覧会が展観されるまでを分かりやすく伝えてくれた１册…著者の高橋直裕さんは、学芸員の方です。
どうぞお愉しみください.:*・゜

影を失くしてしまったことに気付いた少年が迷い込んだのは「影の町」… そこで少年はいろいろな影たちに出逢っていって、やがて自分の影も戻ってきます.:*・゜
影の不思議や神秘・面白さを物語仕立てで伝えてくれた飯沢耕太郎さんによるユニークな写真絵本！
ジャワの影絵芝居や高松次郎氏、Fabrizio Corneli氏などの現代美術の紹介、影絵クイズ etc... どうぞお愉しみください.:*・゜

八百屋さんでも お花屋さんでも見かけない“野菜の花”…愛でられることはなくても一生懸命咲く、その姿に魅せられた長野在住の写真家 北條純之さんが、自然の生命力や営み・食することへの感謝と共に、その美しさを伝えてくれました.:*・゜また、ニンジンやゴボウなどまだ花が咲かないうちに収穫してしまう野菜を育て続けて撮影された珍しい花々の写真も拝見できます！どうぞご堪能ください.:*・゜

フランスはパリの裏通りに佇む 1831年創業の 「デロール （DEYROLLE）」は、動物、昆虫、鉱物、化石、貝、骨、植物 etc... 世界各地から蒐められた剥製や標本を扱う、まるで博物館のような不思議なお店！
“古い図書館のような匂い”が漂うドキドキするような店内を、写真家の今森光彦さんが写真をたっぷり添えて案内してくれました！どうぞご堪能ください.:*・゜

ツバメの巣作りから子育てまでの52日間を、きめ細やかな観察と貴重な写真で丹念に紹介してくれた写真家・孝森まさひでさんによるツバメ観察記です。
ツバメたちが一生懸命に雛を育てる様子や、10月に海を渡る旅立ちの様子など、感動がいっぱいです.:*・゜

自然写真家の寺沢孝毅さんは、お住まいの北海道・天売島でアザラシの写真を撮り続けていますが、何故か赤ちゃんアザラシを見かけません。赤ちゃんアザラシに出逢うため、知床の海を訪れた寺沢さんがカメラに収めたアザラシたちの可愛らしい姿を、自然の神秘・美しさと共に伝えてくれた１册です.:*・゜

春のはかない命という意味を持つ スプリング・エフェメラルは、雑木林の中で雪解けを待ちかねたように芽を出し、短いあいだ可憐な花を咲かせる“まるで春の妖精のような花たち”.:*・゜
華奢な花たちが大きな木々の下で生き残るための生命のしくみと知恵・その不思議を詳細な自然観察と美しいイラストで紹介してくれた１册です.:*・゜

ドイツに、ベルリン公園鉄道（BPE）という 11歳から18歳くらいの子どもたちが中心になってＳＬ列車を走らせている鉄道があるのをご存じですか？
こちらは、BPEで働く少年少女たちの日常や将来の夢、BPEのしくみや歴史などを詳しく紹介してくれた１册です！

哲学者アリストテレスが「ウナギは泥の中から発生するのではないか」と記してから 2000年以上を経た現在でも、未だ謎に包まれているウナギの産卵…こちらは、“ウナギの産卵海域を発見した歴史的航海”である 白鳳丸第５次ウナギクルーズの様子をレポートしてくれた魚類学者の望岡典隆さんによる１册です！

「シルク・ド・ソレイユ」に代表される“アートサーカス”に魅了されたライターの西元まりさんが、カナダのモントリオールにあるサーカスの学校「エコール・ナショナル・ドゥ・シルク」を訪ね、サーカス・アーティストを目指す学生たちの夢や学校のカリキュラム、学校の成り立ちなどを紹介してくれた１册です！

おやつに お菓子を食べる楽しみがあれば、勉強でも お手伝いでも やる気がでるし、疲れがとれたり、ほっとしたり、一緒に食べると仲良くもなれる！
それに、大切な人にいろいろな思いを込めて贈るのにもお菓子は大活躍♪
『ぐりとぐら』でおなじみの中川李枝子さんと山脇百合子さんが、お菓子が秘めるたくさんの嬉しいパワーを解き明かしてくれました！