Information
2018年に傑作集化され、ただいま流通中です >2018年5月現在
久住昌之 *文*絵
福音館書店 / たくさんのふしぎ 222号
2003.9 初版 / 25×19 / 40p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf15-5 ]
表紙からして、心掴まれました。
『大根はエライ』と主張する大きなタイトルの下、「そんなことないってば」と頬を赤くしている大根がかわいい…。
大根って食卓ですごい活躍をしているのに、どうしてこんなに目立たないんだろう……こちらは、漫画家の久住昌之さんが、大根に対して常々感じていた熱い思いと共に、ユーモア溢れるさまざまな視点で大根について紹介してくれるユニークな1册です。
大根は“人間にたとえると、まじめでおとなしい感じ”、ちっとも偉く見えないけれど、食卓では大活躍!
大根おろしは実にいろんなお料理に合うし、ツマはお刺身には欠かせない、煮物の大根は一緒に煮ているものの味をしみ込んで特別美味しくなるし、漬け物や汁ものでもよく使われる。葉っぱや皮だって美味しく活用できるし、栄養もあるし、春の七草にだって登場する。シルクロードを伝って海外からやって来た野菜だけれど、品種改良で種類も増え、今ではなんと、生産量日本一!
確かに、エライです、大根!!
でもやっぱり、‘大根役者’や‘大根足’などの言葉をとってみても、なんとなくイメージが芳しくない…ほんとうに、どうしてなのでしょうね!
ぽってりとした線で味のある絵が楽しく、テンポの良い文章が畳み掛けるようで説得力があります。 大根嫌いなお子さんにぜひお薦めしたい1册ですが、そういえば、大根が大嫌いという子どもの話は、あまり聞かないですね…☆
やっぱり大根はエライ♪
大根の花の可憐なイメージが、最後に素敵な余韻を残すところもぜひお楽しみください.:*・゜
2018年に傑作集化され、ただいま流通中です >2018年5月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪