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砂漠の花園
野村哲也 *写真*文
福音館書店 / たくさんのふしぎ224号
2003.11 初版 / 25×19 / 40p
ソフトカバー
[ 商品番号 Ｎ゜e1-4-4 ]
南アメリカのぺルー共和国で、「ナスカの地上絵」を撮影していた時、ふと耳にした話…それは、突然、砂漠が見渡すかぎりのお花畑に変わったというまるで手品のような現象.:*・゜
好奇心に駆られた“ぼく”は、その場所へと足を踏み入れますが…。
写真家の野村哲也さんが、7月頃から砂漠に突然出現するお花畑「ローマス」と自然の神秘について、小学生向けにまとめられた「たくさんのふしぎ」シリーズの1册。
「ローマス」とはスペイン語で「霧」という意味だそうで、その言葉通り ローマスは、霧によって生まれ、霧と共に消えていく幻のお花畑.:*・゜
通常は雑草さえ枯れてしまう雨の降らない砂漠で 一面に咲き誇る美しいお花畑に魅了され、何度も訪問を重ねた野村哲也さんが、美しく神秘的で、時に厳しくもある自然を写し、旅のロマンと共に伝えてくれます。
ジャガイモの原種と言われる紫色のソラヌム・ピンナディフィディウム、ピンク色のパラバ、黄色のロアサ・ウレンス、そして青色のノラナ・ガイアナ… 花の種類は時期によって移り変わってゆき、紫、ピンク、黄、青と、ページいっぱいに拡がるお花畑は、本当にきれい.:*・゜
どうぞご堪能ください.：*・゜
