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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
シェフ・シリーズ5号
小川勝彦 *撮影
滝沢芳子 *スタイリスト
中央公論社
昭和56年10月初版 / 29.5×21 / 160p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf1-5 ]
オーストリア他、日本各地で修業後、1980年に「ラ・ロシェル」をオープン!オーナーシェフとして多彩にご活躍の坂井宏行さんが、「ラ・ロシェル」をオープンされてから1年後に上梓されたシェフ・シリーズ…オードヴルに“貴婦人”の優雅さが重ねられ、四季折々のオードヴルやオードヴル考が愉しめる1册です。
“オードヴルを味わえば、これから続いて出てくるメインの料理も想像がつく”と言われるほど大切なものでありながら、あくまでもメインの料理を引き立て、食欲を誘うべく組み立てられる坂井シェフのオードヴルは、見るからにおいしそうな盛り付け、後の料理を楽しむ舌の感覚を損なわない軽さ、かつ、複雑で繊細で華やかな味わいが目指されています。
坂井シェフと言えば、日本の懐石料理を取り入れた美しい盛り付けが思い出されますが、オードヴルに魅せられるきっかけとなったのもまた懐石料理との出逢いとのこと…こちらの御本でも、その美しい盛り付けが、素晴らしい器や、レースやアンティークが鏤められた優雅で上品なスタイリングで愉しめます。
他、「えびとアボカドのサラダ 五つの装い」として、同じ素材でつくるサラダを5つの盛り付けのバリエーションで愉しむユニークな試みや、「シェフご自慢 ラ・ロシェルのオードヴル」として、スペシャリテの紹介(作り方は掲載されていません)、基本(コンソメ、鴨のフォン、ヴィネグレットソース、パイ生地、トマトフォンデュ)が工程写真付きで学べるコーナー、「盛りつけが映える野菜の飾り切り」が工程写真付きで学べるコーナーも♪
オードヴルの起源や、オードヴルの素材・味つけ・器・盛り付けについてのお話も愉しめます♪
また、“専門家の味をあなたの食卓に”というコンセプトながら “シェフの作品集”さながらの高いレベルとなっている「シェフ・シリーズ」には珍しく、「大量に作ると“おかず”にもなる簡単なオードヴル」としてご家庭でも再現できそうな家庭料理も紹介されています!
扉を彩るのは、あまりの美しさに感動されて、その名を店名に冠したというフランスの「La Rochell」駅の駅舎の写真.:*・゜オープン間もない頃の、お店に懸けるシェフの思いが伝わってくるようです.:*・゜
どうぞご堪能ください.:*・゜
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「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪