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ジョゼ・アリミさんはその後、故郷ニースに戻られて、「Charcuterie Traiteur Jose Halimi」をオープンされています!
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
小川勝彦 *撮影
中央公論社 / シェフ・シリーズ15号
昭和58年8月初版 / 29.5×21 / 144p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf1-15 ]
ジョゼ・アリミさんは、南仏はニースご出身のシェフ…こちらは、1979年より「東京プリンスホテル ボーセジュール」シェフとして招かれ来日後、4年めに上梓された「シェフ・シリーズ」です!
来日後驚かれたことは、フランスの素材と日本の素材が、例えば野菜ひとつにしても“水分が、肉の厚さが、味わいが違う”こと… でも、“日本人の口に合わせる料理でなく、フランス人が食べるフランスの味をご紹介することこそが私のつとめ”との御考えから、 日本の素材に向き合い、きざみ方を変え、加熱時間を変え、本来の味わいに近づける努力をされたそうで、 そんなシェフの試行錯誤が、 オードヴル、スープ、魚料理、肉料理、野菜とサラダ、デザートと愉しめます。
お料理の紹介文からは、日本の素材との出逢い、フランスの素材との違いに思うこと、日本のお客さんに感じること etc... シェフの雑感も綴られていて、シェフの食いしん坊ぶりも伝わってきます♪
また、“鱈離れ”の激しい日本の現状を残念に思われて、フランスの美味しい鱈のお料理4種を紹介してくれたコーナー(レシピ付き♪)や、
“食卓の風景から離れて皿の中だけにこだわってみると、これまで気づかなかった料理のもう1つの顔が見えてくるようだ”という趣旨で、素材のイメージの世界に遊び、まるで絵画のように楽しいお料理が愉しめる「皿の中の世界」というコーナー(レシピ付き♪)、
“安くて旨いもの”を食べさせてくれるビストロの雰囲気やお料理、ビストロの語源や歴史などを紹介してくれた「パリのビストロ 30フランメニュー」というコーナー(レシピはありません)、
音楽家エリック・サティ氏の食卓をイメージした「再現 サティーの白い食卓」というコーナー(レシピはありません)、
美しい写真でシェフのスペシャリテが堪能できるコーナー(レシピはありません)など、楽しいコーナーがいっぱい!欄外で、シェフが描いたプランニングイラストレーションが愉しめるお料理もあります♪
他、「料理のための基本」として、丁寧な工程写真付きで、フォン・ド・ヴォー、フュメ・ド・ポワソン、オマールえびのフォン、コンソメ、ブイヨン、クール・ブイヨン、トマト・フォンデュ、トマトの皮の湯むき、ヴィネグレット・ソース、折り込みパイ生地、魚の三枚おろし、魚の背開き、背開きした魚に詰めものをする方法も紹介されています!
どうぞご堪能ください.:*・゜
ジョゼ・アリミさんはその後、故郷ニースに戻られて、「Charcuterie Traiteur Jose Halimi」をオープンされています!
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪