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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
小川勝彦 *撮影
滝沢芳子 * 畑中三応子 *スタイリスト*取材
中央公論社 / シェフ・シリーズ13号
昭和58年4月初版 / 29.5×21 / 144p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf1-13 ]
昭和42年にスペイン料理店「ラスクエバス」に入店、べルナード氏に師事され、その後渡西…昭和46年に渋谷区富ヶ谷に「ラ・タベルナ」をオープン、昭和49年にお店を赤坂に移転される際、店名を「ロス プラトス」と改称され、オーナーシェフとして、日本のスペイン料理黎明期を担われご活躍された高橋俊明さんによる「シェフ・シリーズ」です!
まずは地図を眺めながらスペインの地理をお勉強してから、いよいよお料理!
“専門家の味をあなたの食卓に”というコンセプトながら “シェフの作品集”さながらの 高いレベルとなっている「シェフ・シリーズ」には珍しく、“料理というものはごく自然に、無理なく入手できる、身近なものを使ってこそ意味がある”というシェフの御考えから、“日本にある素材を使って、スペインの味に近い味わいをだそう”というコンセプトで編まれていて、ご家庭でも充分に再現可能な家庭料理をメインに、地方色豊かなスペイン料理の数々が紹介されています。
お米を用いたパエーリャやスペイン版炊き込みご飯アロス、スペインオムレツ、にんにくスープは、地方色豊かなバリエーションもたっぷり!
そして、地方の料理(アンダルシア、中央高原メセタ、バスク、カタローニャ、ガリシア、アストリア)と続きます。タパスやお菓子も愉しめます♪
レシピには、お料理の来歴や地方色・地方の特産品、本場スペインで味わった際の旅の思い出などが添えられていて、学ぶことの多い読みごたえ!
さらに、こちらの御本は読み物も大充実で、パエーリャ、スペインオムレツ、にんにくのスープ、タパス、ペルセベス、スペインのお酒、サングリア(レシピ付き♪)についてのお話が愉しめるコーナーや、手作りされているというセラーノハムやチョリソのお話・簡単な作り方が紹介されたコーナーなども!
また、「料理のための基本」として、トマトソース、ピカーダ、ソフリット、肉のブイヨン、魚のブイヨン、刻みにんにく、にんにくオイル、サフラン水、ドライパン粉、他、アリオリソースやロメスコソース、塩豚の塩抜き、トマトの湯むき、あさりの砂の吐かせ方、ブーケ・ガルニの作り方なども紹介 … 基本のお料理として、「ロス プラトスのパエーリャ」「サラゴワ風 豚の煮込み」「塩豚とかぶの葉の煮込み」のレシピもとても丁寧な工程写真付きで堪能できます。
巻末には、レシピはありませんが、味噌や醤油、梅干しなど、日本に古くからある素材などを用いた、高橋シェフのオリジナル創作料理が愉しめるコーナーも♪
下記で、ほんの一例ですが、紹介されているお料理をご紹介していきますね。
どうぞご堪能ください.:*・゜
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「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪