食と暮らしの古本屋 eclipse plus

『こねこのみつけたクリスマス』は、以前お届けした『うまやのクリスマス』『ちいさなもみのき』と同じく、マーガレット・ワイズ・ブラウンさんによるお話.：*・゜
何にでも興味津々な小さな子猫の視点で、クリスマスまでのドキドキ感が描かれています。

音や空気感から伝わって来る冬の気配や、クリスマスの雰囲気！そして、きらびやかなクリスマスの飾り付けには、子猫でなくても、眼を大きく見開いてしまいそう！！

絵を描いているアン・モーティマーさんは、イギリスの王立細密画家協会会員で、野生の生物や花の絵をご専門にされているとのこと…“ねこを描く現代の画家たちの中でも最も優れているうちの一人”と紹介されていて、納得！子猫のしぐさや表情が素晴らしいです。特に、子猫の毛皮のしっとり感といったら！

また、子猫の視点からとらえられた音の描写を通して、クリスマスの神秘や冬の美しさが伝わってくるマーガレット・ワイズ・ブラウンさんによる文章も素晴らしいです。
どうぞご堪能ください.：*・゜