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ただいま流通中です >2018年4月現在
シャーロット・ゾロトウ *文
ルース・ロビンス *絵
みらいなな *訳
童話屋
1991.11 初版 / 22×15 / 32p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜kf8-17 ]
お金持ちの人達が住む街の一角に ある日越してきたクロケットさんは、周りの人達の顔をしかめさせてばかり!
自分で窓ガラスや階段を掃除しますし、皆が立派なモミの木でクリスマスを祝っているというのに、枯れて花屋さんも見放したモミの木を飾ったりしているからです。しかも春になると、クロケットさんはそのモミの木を、自分の家の前の歩道に植えかえたりして!
でも、顔をしかめる大人達とは違って、子ども達はクロケットさんの行動に興味津々!クロケットさんが、モミの木の周りに、小鳥用のパンくずをまくと、子ども達が見に来るようになります。
そして、1年が過ぎ、何年もが過ぎ…… とうとう クロケットさんが待ちに待った“ほんとうのクリスマス”がやってきます…☆
周りに流されずに、自ら大事にしたい価値観を選び、持ち続けることの難しさ、大切さが描かれています。
1日も欠かさずに モミの木の世話をすること、掃除屋さんに頼まずに、自分で住まいをきれいに手入れするということ…クロケットさんの行動は、お金持ちの街の住人から見れば、外聞を顧みない 常識外れの行動とのことですが、街の枠組みを離れたところから客観的に見れば、もちろんとても立派な行為です。
少しお説教っぽい内容かもしれませんが、素直に心に沁みて 人生で本当に大切なことを再認識できるのは、やっぱりクリスマスのお話だからでしょうか.:*・゜
さまざまな色のパステルカラーのイラストがきれいで、ふんわり優しい気持ちにしてくれます.:*・゜ラストも、とっても美しいです!
ただいま流通中です >2018年4月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪