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ただいま流通中です >2020年12月現在
マーガレット・ワイズ・ブラウン *作
バーバラ・クーニー *絵
上條由美子 *訳
福音館書店
1993年10月初版 / 21.5×19.5 / 36p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜kf8-14 ]
大きな木々が立ち並ぶ森から少し離れたはずれに、ある日ちいさなもみの木は産まれました。
少しずつ大きくなるにつれて、森のみんなから離れ、たったひとりでいることに寂しさを感じるようになってきた頃、男の人がやってきて、ちいさなもみのきを、根ごと家へ持ち帰ります。
男の人にはちいさな息子がいて、でもその子は足が悪くて森へ出かけることができなかったので、生きたもみのきをクリスマスツリーにして、部屋に置くことにしたのです。
ちいさなもみのきは、初めてクリスマスツリーになります。子どもたちはツリーを讃えたクリスマスキャロルを歌ってくれます。
冬が終わり、森へ帰ったちいさなもみのき、でもまた次の冬にはお迎えが…
もみのきはクリスマスを心待ちにするようになりますが、次の冬、いつもと違うことが起きて…。
美しい美しい絵本です。
お話はマーガレット・ワイズ・ブラウン女史らしい、心が暖かく暖かくなるような…そして、バーバラ・クーニー女史の絵は、多色刷りの版画でしょうか。季節の移ろい、自然の美しさをお話の暖かさに寄り添う様に細やかに描いています。
お話の中で子どもたちが歌う古いクリスマスキャロルのメロディーは楽譜付き。そのためか、絵本の中には、まるで音楽が流れているよう.:*・゜
光が反射した雪の格別きれいな様子を描き切ったイラストの美しい荘厳な感じと、ラストのクリスマスキャロルの音色が、幸せで優しい余韻を心に残してくれます。静かな夜にどうぞお愉しみください.:*・゜
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