The key to the treasure is the treasure
私たちは、このエプロン・メモを、暮しの「宝石箱」と思って作りました。どれか一つでも、二つでも、お役に立てば幸せです。
『エプロンメモ』 より
大橋芳子 *編*著
花森安治 *装画
三田恭子 *装訂
暮しの手帖社
昭和59年初版 / 22×15.5 / 273p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜kf2-1 ]
「エプロンメモ」…なんてかわいらしいタイトルでしょう!
こちらは、雑誌「暮しの手帖」に、第1世紀の25号、昭和29年から ( ! ) 掲載され、現在も続いている素敵な暮らしのお裾分けです。(こちらの1には、第2世紀44号までがまとめられています)
“エプロン・メモという名は、家庭の中での、ちょっとした思いつきや工夫をメモにしたということで、つけました。
たべもののこと、着るもののこと、住いのこと、こどものこと、人とのおつきあい、からだのこと、商品のことなどが主で、この、ちょっとしたヒントやアイディアで、毎日の暮しが少しでも便利に、たのしく、すてきになるようにと思いました。”
あとがきからご紹介しましたが、1つ1つのヒントやアイディアは文章も短く、本当にちょっとした提案…でも、毎日が楽しく快適になるような知恵と工夫に満ちています。
「早春」「春」「初夏」「夏」「秋」「冬」と季節ごとにまとめられているので、たまに時間がある時にその時期の季節の章を少しだけ拾い読みするのも素敵!そして、身に付くまで、何度も読み返したい感じです♪
読んでいると、時代を感じる文章もあり、変わったんだなあ…今は本当に便利になったんだなあと感慨を覚える一方で、今の私たちの暮らしがなくしてしまった大切なものもいっぱい詰まっていることに気が付きます。
あと、子どもからお年寄りまで年齢に幅のある家族が一緒に暮らす上での心配りや工夫も多く、核家族が多い今だからこそ逆に、少数派として必要とされている方も多いのでは…ぜひ参考になさってみて下さいね。
また、1つ1つの文章に丁寧に添えられた花森安治さんのカットも、“バタ”や“スパゲチ”など古風な言葉遣いと相まって、温かく優しくほっこりと、本の雰囲気を盛り上げてくれていて、この本が本棚にあることが嬉しくなってしまうような1册となっていますよ。
大橋芳子 *編*著
花森安治 *装訂
花森安治 * 藤城清治 * 佃二葉 *装画
暮しの手帖社
平成16年初版・同年3刷 / 22×15.5 / 279p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜kf2-1-2 ]
「エプロンメモ」の続編♪こちらの2には、第2世紀45号から第3世紀100号までの中から選ばれた1360編がまとめられています。
どうぞ1と併せて、お愉しみください♪
私たちは、このエプロン・メモを、暮しの「宝石箱」と思って作りました。どれか一つでも、二つでも、お役に立てば幸せです。
『エプロンメモ』 より
2012年に、“よりぬき集”も上梓されています♪
ただいま流通中です >2019年4月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪