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<正誤表>
79ページ 「豚肉と小松菜の煮込み」 材料2段目味噌 140g(小さじ1) 下線部分削除
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年3月現在
「ごはんとおかずのルネサンスプロジェクト」は、代官山のフランス菓子店 「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」の代表を務めるオーナーパティシエ 弓田亨氏と フランス菓子・料理教室の主任を任されてらっしゃるキュイジエール椎名眞知子さんが、フランス菓子と同じくらい情熱を込めて取り組んでらっしゃる、家庭料理へのアプローチ…
そもそも、フランス菓子のパティシエとして、日本を離れグローバルな視点から日本の食を鑑みた弓田氏が、“日本の食が極限にまで荒廃していること”を認識、そして、“日本人の心身に覆いかぶさるさまざまの病の原因は荒廃した食にある”ことを確信されたこと、また、椎名さんのお子さんが病に冒されたこと、さまざまな思いを契機に“差し迫った緊迫感”を以って発信されているプロジェクトです。
プロジェクトのことを“より多くの人が、正しい料理作りを通して、食に対する正しい眼を養い、不良な食材と料理法を拒否することによって、この国が望ましい食材と料理であふれるようになる、それまでの「応急処置」”と位置付けてらっしゃるのですが、他のお料理本とは次元の違う内容は衝撃的で、まず、現在私たちが入手できる食材の大半は微量栄養素に乏しくエネルギーがないという大前提から編み出されたレシピであることが大きな特徴となっています。
「砂糖・みりんを使わない」「いりこを基本とした出し」「灰汁抜き・下ゆでをしない」「下ごしらえの段階で食材を水に漬けた場合はその水も利用するなどほんの少しの栄養素も大切にする」「海(岩)塩に立ち返ること。また塩を怖がらない」「味噌の重要さを再認識する」などの理念が基本となっていて、何度も検証と試作を重ねられたレシピは、懇切丁寧な手順と共に紹介されています。
フランス菓子の御本と同様、とても詳しいので、逆に普段の家庭料理を作るためのお料理本としては敷居が高く思えてしまう方もいらっしゃるかと想いますが、お菓子と違ってお料理は、使う材料の種類や量が少し欠けても問題なく、弓田氏も“これと同じに、と考える必要はありません。気軽に自由に作ってください”とお言葉を寄せてらっしゃいます。
示唆に富んだ内容は、普段お料理から遠ざかってらっしゃる方はもちろん、三食をご自分で作ってらっしゃって、かなりいろいろ気を付けてらっしゃるお料理が大好きな方にこそぜひ、ご一読いただきたいシリーズです!
どうぞご堪能ください.:*・゜
弓田亨×椎名眞知子 *著
西坂直樹 *撮影
渡辺恵美 *スタイリング
土田哲 *AD*装幀
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ企画
2003.11 初版 / 26.5×21 / 211p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf38-12-1 ]
「ごはんとおかずのルネサンスプロジェクト」シリーズ、初めての御本です!
プロジェクトの発端、理念や基本の詳しい説明はもちろん、洋食を含め、戦後日本の家庭料理におけるスター選手のような、みんなが大好きな人気メニューの“ルネサンスごはん”流レシピが堪能できる他、おいしいご飯を炊くこつ、おいしい味噌汁の作り方、おいしい漬物の作り方、揚げもののポイント、するめいか、いわし、アジのおろし方と部位図鑑、マヨネーズやウスターソースのレシピ、基本のいりこのだしの取り方、1週間のスケジュール(お仕事を持っている人のためのローテーション)などが紹介!
素材の知識とおいしく作るためのポイントも添えられた、懇切丁寧なレシピが嬉しいです♪
また、後半40ページほどで全10章に渡り、お料理についての弓田氏の考察が紹介…とても貴重なお話なので、目次を下記にてご紹介させていただきます。
紹介されているお料理も、ほんの一例ですが、下記にてご紹介させていただきますね。
どうぞご堪能ください.:*・゜
<正誤表>
79ページ 「豚肉と小松菜の煮込み」 材料2段目味噌 140g(小さじ1) 下線部分削除
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年3月現在
弓田亨×椎名眞知子 *著
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ企画
2011.6 初版 / 26.5×21 / 176p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf38-12-6]
「ごはんとおかずのルネサンスプロジェクト」シリーズの1册…
日本人の真髄ともいえる炊き込みご飯などご飯もの46種と、お味噌汁を中心とした汁もの40種が紹介されています。
具だくさんが嬉しい栄養たっぷり、おいしさたっぷりのご飯もの、汁ものですが、たくさんの野菜はもちろんのこと、たんぱく質がしっかりと採れるよう工夫されたレシピが多いのも嬉しいところ♪
出しは、いりこを筆頭として、昆布、かつお節など通常の出しに用いられる食材の他、干し椎茸や切干大根、高野豆腐などの乾物や、刻みアーモンド、オリーブオイルなども用いられています。
いりこの出し汁のひき方は、1か月ほど冷蔵保存可の改良版が紹介♪
また、珍しいのが、ご飯もののメニューの基本が、“栄養の幅を広げる”為、白米×タイ米が基本ということ … その配合はメニューにより変わり、時に玄米が加えられることもあり、それぞれのレシピの他に、基本のタイ米入りご飯の炊き方も紹介されています。
他、ルネサンスごはんの基本的な考え方、栄養素を逃さずさらに豊かにする料理法なども詳しく紹介されていて、 ルネサンスごはん実践者の皆さんからのお便りが紹介されたコーナーや、 ルネサンスごはんに関するQ&Aコーナーなど読みものも充実!巻末には、「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」が選び (一部取り扱いもされている)“心と身体が大喜びする素材”の紹介も!
また、弓田氏ご出身の会津にまつわる食材やメニューが目を惹いたり、お豆腐を発酵させた腐乳が用いられているレシピもあったりします。
下記で、一例ですが紹介されているお料理をご紹介していきますね。
どうぞご堪能ください.:*・゜
ただいま流通中です >2018年3月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪