Information
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年5月現在
工藤雅夫 * 大井一範 *撮影
中央公論社 / 暮しの設計200号
1991.4 初版 / 30×21 / 160p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf2-200 ]
1986年開店の代官山のフランス菓子店「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」代表弓田亨さんが、初めて商業出版で上梓された1册… 家庭でもお菓子屋さんのような本格的なお菓子が作れるよう熱い思いが込められていて、その情熱と執念が 出版当時どれほどセンセーショナルな驚きを読者に与えたか、そんなことにまで想いを馳せてしまいます。
今では珍しくなくなった 1グラム単位の分量表記、分量に合った器具を使用すること、温度管理を徹底すること、混ぜる回数 / 時間 / 混ぜ方 etc... お菓子づくりの工程の詳細を出来る限り文章化してくれたレシピはもちろんのこと、フランスと日本の素材の違いを しっかりと認識することの大切さ、 お菓子屋さんのように大量ではなく 家庭で少量を作るための もっと単純な技術的な問題など、フランス菓子を日本の家庭で美味しく作るため重ねられてきた試行錯誤が惜しげもなく披露!
基礎も詳しく、「三つの大切な基礎」を始め、
「家庭のお菓子づくりに揃えてほしい器具」
「材料についてぜひ知っておいてほしいこと」
「基礎のテクニック(泡立て / ハンドミキサーの使い方・ジェノワーズの場合・ビスキュイの場合・ムラングの場合・生クリームの場合)(混ぜ方 / 木べらを使う場合・エキュモワールを使う場合・ホイッパーを使う場合)(焼き方と焼き上がり / 生地の焼き方の例・オーブンによる焼き方の違い)」
お菓子の冷凍、お菓子の切り方 etc... !
続いて、とても丁寧な工程写真付きの 「基本の生地9種」と33種類のフランス菓子が紹介されています。
「基本の生地9種」と 紹介されているお菓子たちは、下記でご紹介していきますね。
また、レシピに添えられた弓田亨さんによるコメントは まるで内省的な恋の詩のようで、さすが店名に 「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ = (セーヌ川に雨が降る)」なんて詩情溢れる名前を付けられた弓田さんならでは.:*・゜
他、「おいしいお菓子とは、それを作った人の“個性”を鮮やかに見せてくれるお菓子です」として、フランス的なものとは?、ほんとうのフランス菓子、フランス菓子を始めたきっかけ、一度目のフランス、二度目のフランスへの決意、二度目のフランス、フランスと日本の今、フランスと日本の素材の違い、おいしいものとは…と、エッセイも充実しています♪
どうぞご堪能ください.:*・゜
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年5月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪