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ただいま流通中です >2018年3月現在
[オーブン・ミトン] 小嶋ルミ *著
白根正治 *撮影
中村善郎 *ブックデザイン
文化出版局
2004初版・2007.12刷 / 26×19 / 79p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜s5-1 ]
カフェ、ケーキ教室など さまざまにご活躍の「オーブン・ミトン」小嶋ルミさんが、“おいしい!生地”にこだわった焼き菓子の数々を紹介してくれた1册。
スポンジケーキ、パウンドケーキ、サブレ、スコーン、シフォンケーキ、フィナンシエ、チーズケーキ…と、お菓子作りがお好きな方なら 一度は試されたことのある定番の焼き菓子がお目見えしていますが、驚くのはその材料と作り方!
ベーキングパウダーは使わないか、使ってもごく少量!
メレンゲだけでなく全卵もまるでホイップクリームのようになるまで泡立てたり、バターもかさが2倍以上になるまで泡立てたり!
粉も、‘なるべく気泡をつぶさないよう 切るように軽く混ぜる’のが ふわふわお菓子の基本 としている本がほとんどですが、プロの世界では、しっかりへらを当て、つやがでるまで 100回ほども混ぜ込むそう!
もちろん、焼き菓子の種類によって作り方の工程はさまざまですが、温度管理も含め、家庭向けのお菓子作りの本とは思えない(でも、家庭でも十分実践可能な)本格的な技の数々が紹介されています。
工程写真がとても丁寧なので、1工程ずつ生地の状態を見極めることができ、また、言葉を尽くしてその時々の生地の状態も伝えてくれているので、とても分かりやすいのも嬉しいところ♪ また、生地からの焼き上がりの合図も詳しく、焼き縮みの防ぎ方、注意すべきポイントも添えられています。
材料の配合も、生地によってお砂糖の種類や量を変えたり、水あめを用いたりと、それぞれのお菓子に一番合った生地になるよう工夫がいっぱい♪
お菓子によっては小麦粉の種類まで表記されていたり、発酵バターと普通の無塩バターが使い分けられていたりと、より美味しくいただくためのこだわりもあります!
他、「バターのあつかい方」「道具について」の紹介も♪
あと、小嶋ルミさんは横溝春雄さんに師事されていたとのことで、ウィーン風のお菓子がちらほらとお目見えしているのも特徴でしょうか!
“オーブンの熱をいっぱいに含んで” ふっくら焼き上がった 生地の断面写真もとても美しいです.:*・゜
どうぞご堪能ください!
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「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪