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帯文*KIHACHI総料理長・熊谷喜八さん
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年3月現在
崔智恩(チェ・チウン) *著
金榮吉(キム・ヨンギル) *写真
株式会社PARCO
2001.6初版 / 26×18.5 / 111p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜s4-4 ]
“オモニ”とは、韓国語でお母さんのこと。
家族の健康を毎日気遣い、お料理に励むお母さんの知恵と愛情がいっぱいに感じられる、韓国の伝統を踏まえた家庭料理の数々が104レシピというボリュームで紹介されています。
お粥、麺類、ぎょうざ、ご飯もの、トクというお餅を使った料理など、一品で充実するような栄養たっぷりのレシピは、朝食や昼食に大活躍しそうなメニューが充実しています。韓国の冷麺コングクスや、日本でも石焼バージョンで人気のビビムパプ(ビビンバ)、韓国ではおやつとして食べられているというトッポッキなど…。
チゲ、チヂミ、キムチ、変わりナムル、そして、常備菜などのお惣菜は、韓国の食卓に欠かせないメニュー。
どのお料理も、日本の材料で作れるように配慮されていて、そのバリエーションに驚かされます。
他、見た目も美しくパーティーにも最適な柚子花茶などの手間がかかったお茶、ごまや胡桃、干し柿、生姜、はちみつなどを使った体に良さそうなお菓子、餅菓子など。
また、プルコギ・ソースや薬念(ヤンニョム)ソースなど、韓国料理の基本ソース5種の紹介や、詳しい効能も参照できる24種類の健康茶一覧もあります。
鶏一羽を使う贅沢な創りのものもありますが、たいていは家庭でまかなえるレシピばかり。それでいて、普段はお料理には使わない材料や、日本の家庭料理ではあまり用いない手法が盛りだくさんなので、毎日の食卓にすぐに応用できそうです。
各種お豆やごま、松の実を多用し、“医食同源”に適ったレシピは、野菜もたっぷりですし、ほんとうに健康に良さそう…。また、日本ではあまり調理には使わない梨を使ったレシピも多く、秋が楽しみになります。
他、韓国の子供たちの大好物や、お中元・お歳暮の人気商品、ビビンバ考など、韓国の食文化を親しみやすい視点で伝えてくれるエッセイも充実。料理名の表記が、韓国語の発音に近いこだわりも嬉しいところです♪
各章の扉や巻末では、韓国のお母さんたちの美しい手仕事の数々が紹介されていて、写真もとっても綺麗…。カラモシと呼ばれる布や、ポジャキと呼ばれるパッチワーク、布で作った指貫や、それぞれ自分用に絵が描いてある裁縫用のものさしなど、暮らしのぬくもりがそっと添えられているようで素敵です。
『韓国のおいしい食卓』に続く、崔智恩さんの2册めの御本です。
帯文*KIHACHI総料理長・熊谷喜八さん
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年3月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪