食と暮らしの古本屋 eclipse plus

18世紀のイギリスで、サンドイッチ伯爵により“発明”されたと言われているサンドイッチは、フランスでは 1901年に、カス・クルート（簡単な食事）と訳されたそうで、さまざまな種類のパンと具の組み合わせの妙で愉しまれてきました。

こちらは、パトリス・ジュリアンさんが、素朴な具からリッチな具、さらにスイーツとして愉しめるものまで、フレンチスタイルのサンドイッチ （カスクルート） をバリエーション豊かに紹介してくれた１册です。

田舎パンやバゲット、食パン、グラハムブレッド、ピタパン、ソレイユラブ、とうもろこしパン、フィセル、ブリオッシュ、マフィン、ミニクロワッサン、ライ麦パン、ロシアパン etc... 多種多様なパンのそれぞれの特徴を活かしたサンドイッチとなっていて、パンと具の組み合わせ、見た目の楽しさなど、創造的なレシピがいっぱい！

それぞれのサンドイッチには、レシピの他に、ラッピングアイデアや合う飲みもの、つくるのにかかる時間が添えられていて、つくるのにかかる時間はほとんどが10～20分以内というのも嬉しいところ♪
分量とレシピには フランス語が併記されていますので、フランス語を勉強されている方はぜひご参照ください！

また、「おいしいパン、おいしいカスクルート」として、パンについてのお話、 他、バターについてのお話と合わせバターのレシピ（うにバター、ブルゴーニュ風バター、シャンピニョンバター、からしバター、アンチョビーバター）、
ムースのレシピ（サーモンムース、クレソンムース、くるみムース、ロックフォールムース、ハムムース）、
ソースのレシピ （昔ながらのマヨネーズソース、 にんにくソース、 アボカドソース、ヘルシーマヨネーズソース、 ミントソース、 プロヴァンス風ソース*タプナード、生トマトソース、ベアネーズソース、グリビッシュソース、なすソース）、
飲み物についてのお話とレシピ（キール、キールロワイヤル、カーディナル、ぺルノーオレンジ、ミントシロップ、ティーシロップ、 アーモンドミルク、チョコレートコーヒー etc...）が愉しめ、
巻末には、この本で用いられているパンの種類と購入できる店舗、さらにそれぞれのパンを用いたサンドイッチの紹介ページが分かる「パンの索引」も。

下記でほんの一例ですが、紹介されているサンドイッチをご紹介していきますね。
どうぞご堪能ください.:*・゜

• 紹介されているフレンチスタイルのサンドイッチ
  • ハムサンド
  • クロックマダム
  • 海の幸のクルート
  • ローストビーフマフィン、ベアネーズソース
  • タルタル
  • 生ハム入り焼きカスクルート
  • 海のブーケ
  • プチモンド
  • 山羊のチーズとくるみ入りミニクロワッサン
  • ３種のチーズ入り田舎風フォンデュ
  • ブルゴーニュ風エスカルゴのバルケット
  • ブルーチーズとくるみのクルート
  • 玉ねぎとグリュイエールチーズ入りオムレツサンド
  • 北欧のハーモニー
  • ヴィタル
  • ペリゴール地方のタルティヌ
  • バンヤ
  • なすのバルケット
  • ３種の卵のブルイヤード
  • アボカドとスモーク七面鳥のモザイク
  • 鴨肉のスモークサンド
  • バジリコ入り帆立貝のカナッペ
  • セトのショソン
  • エスニック風カスクルート
  • プロヴァンス風ハンバーグステーキ
  • シナモン入りフレンチトースト
  • フランジパンのクルート
  • いちごの聖ヴァレンタイン
  • かぼちゃと干しあんずのプチコンポート
  • 海賊のデザート
  • クロコ・ポム
  • クルートシュゼット
  • チョコレートとオレンジ入りソレイユ　　etc...