食と暮らしの古本屋 eclipse plus

1981年に共通のお友達を介して知り合われたという堀井和子さんと横山美恵子さん…
お互いを美恵子さん、カコちゃんと呼び合い、堀井さんがアメリカに住んでらっしゃった時にも、文通したり横山さんがアメリカまで訪ねたりされていたそうで、仲良しな様子が御本からも伝わってくるのですが、不思議なほど感性や美意識が似てらっしゃいます。

こちらのページでは、そんなお２人の共著をまとめてみました♪

横山さんが活けた草花を、堀井さんがスタイリングしたり、お料理やお菓子を併せてテーブルセッティングしたり… １つ１つのカットがまるで一枚の絵のような、夢のように素敵なシーンばかりで、出版年を鑑みると、今なお瑞々しく決して古臭さが感じられないのが本当に不思議.:*・゜
凛とした透明感が古臭くなるのをはねのけているのかなと想ったりしますが、写真に寄せられたお２人のおしゃべりや文章から、お２人もまた作品と同じく凛とした透明感をまとった女性だということが伝わってきます。

ふとした時に思い出したり、またもう一度眺めたくなるような本たちです.:*・゜
どうぞご堪能ください.:*・゜

堀井和子さんと横山美恵子さんによる初めての共著です♪

横山さんが活けた草花を、堀井さんがスタイリングしたり、お菓子を併せたり…そして、それぞれのシーンのことをおしゃべりしたような対談のような文章が愉しめます♪
凛とした透明感をまとってきれいな線を描きながら佇む草花、やわらかな光と影、美味しそうなお菓子、花器やクロス類... いつまでも眺めていたいシーンばかり.:*・゜

下記で、ほんの一例ですが紹介されているお菓子とおしゃべりをご紹介していきますね。
どうぞご堪能ください.:*・゜

• チョコレートケーキ
• にんじんスコーン
• 白いチーズのクリームに蜂蜜と木の実ソース
• ベーグル
• アップルパイ
• サワドーパンケーキ
• 梅酒ゼリー
• 雪のケーキ
• 三日月のケーキ
• パンプディングスフレ
• アップルケーキ　　etc...

フラワーアーティストの横山美恵子さんが、3月～2月まで１年に渡って、ベランダで育んだ草花を紹介…『ティーカップの中のブーケ』を始めとする一連の共著でその絶妙な感性のコラボレーションを楽しませてくれた堀井和子さんがイラストレーションと写真を担当された、お２人のファンにはたまらない１册です♪

草花たちは、根の繊細な力強さ、芽のかわいらしさ、種や球根の健気さがクローズアップされていたり、影や自然な動きを楽しむように透ける器に並べられていたり、少し水を入れた器に挿すというよりそっと置くように活けられていたり、上下逆さに観ることで思わぬ表情を湛えていたり…。
可憐でちいさな花や形のきれいな葉ものが寄り添ったブーケも、こんな風に何気なくベランダやお庭の花を活けられたら…と思わず憧れてしまう素敵さです。

また、清々として、凛とした透明感のある写真もとってもきれいで、さすが堀井さんのお仕事.:*・゜

１つ１つの写真に添えられた横山さんによるコメントも、草花を慈しむ気持ちに溢れていて、植物を育てることって、いろんないろんな宝物をもらえることなんだなということが伝わってくる読み心地.:*・゜
横山さんの視点を通して観ると、知っているつもりだった草花とまた新たな出逢いがもらえたような気持ちになります♪

どうぞご堪能ください.:*・゜

堀井和子さんと横山美恵子さんによる共著の２册め♪

お２人が大好きな薔薇を主役にした素敵なシーンがいっぱいです.:*・゜
例えば…
一重の白いつるバラと、アルザスのテーブルクロス
初夏にピンクのバラを集めた朝食のテーブル
編み上げた黒あけびのかごに真紅のバラ
アーモンドミルクと果物に“Summer Snow”と二輪草
野バラとクグロフとマルティニークのラム酒
線のきれいなバラの枝と、イギリスの作家の水差し
大輪の一重のバラ“White Wing”とリキュールの時間
アフリカの石の器に“ベビーマステラード”
タイの石の壺に、紫色のバラと泰山木の花
アルザスの伝統的な布に、えにしだと原種のチューリップとバラを
クグロフの焼き型に“リトルアーステッド”とロケットの花
厚みのあるゆったりしたガラス花器に、“バタースコッチ”と“セビリアーナ”
サモンピンクのバラ“アビゲイル”とフィジョアと、和の陶器
はかない冬近くのバラを銀の入ったガラスの花器に　　etc...♪

それぞれのシーンには、お２人の文章が寄せられていて、読み応えもたっぷり.:*・゜
巻末では、バラについてのＱ＆Ａも愉しめる他、簡単にですがお料理とお菓子の作り方も♪

下記で、ほんの一例ですが紹介されているお料理やお菓子をご紹介していきますね。
どうぞご堪能ください.:*・゜

• そら豆とピーマンのピラフ
• さくらんぼ入りのアーモンドケーキ
• クグロフ
• 杏とクリームのデザート
• ウェディングケーキ
• ナイアガラぶどうのシャルロット
• バナナ入りスパイスブレッド　　etc...

堀井和子さんと横山美恵子さんによる共著の３册め♪
３月から２月まで、12か月に渡って、花を中心にしたテーブルコーディネーションが紹介されています！

例えば…
3月は、「桜の色に合わせたグレイッシュなテーブルで、シャンパンのカクテルを。」
6月は、「濃い藍染めのクロスと山の木の花がさわやかな、清里高原の朝食のテーブル。」
9月は、「山のつる性の草と一枚の小さいクロスの使いこなしで雰囲気をつくるコーヒータイム。」
10月は、「光沢のある黒いテーブルに繊細な秋の草を生けて、映込みの効果を。」
12月は、「アフリカの民族調のクロスに和の枝もののモダンなセッティングと、サボテンのユニークなリース。」
1月は、「赤いペーズリーのクロスと椿、ぼたん、柑橘類などを組み合わせた、華やかさのある洋風のアレンジ。」
2月は、「レモンの枝を中心に抑えた色づかいの冬のコーディネーションと、器を重ねる使い方。」　etc... ♪

また、それぞれのコーディネーションには、お２人が寄せた文章の他、お２人がそれぞれに尋ねたいことを質問しあったＱ＆Ａもあり、クロスや花器の選び方、草花の併せ方、生け方のコツ、色のこと、堀井さんのご実家のお庭や横山さんのお姉さまのお庭、横山さんの清里での暮らしなど、盛りだくさんのお話が愉しめます。

下記で、ほんの一例ですが紹介されているお料理やお菓子をご紹介していきますね。
どうぞご堪能ください.:*・゜

• いちじくのガレット
• スウェーデン風ローフブレッド
• イングリッシュマフィン
• 赤い実のデザート
• アップルパイ
• プルーンバター
• タルトタタン
• サンタフェの揚げパン
• 鶏肉のプルーン煮込み
• オードヴルサラダ詰めのシュー
• レモンとカッテージチーズのタルト　　etc...

堀井和子さんと横山美恵子さんによる共著の４册め♪

野菜やハーブを育てるところから始めてお料理をする愉しみ、野菜やハーブでつくるブーケの提案、ベリーを摘んで生けたりジャムを作ったりする愉しみ、木の実や枝、草、つる、木の葉、リースやつるで編むかご etc... 外を散策して自然からの贈り物を受け取る愉しみなど、手づくりにこだわって自然を満喫するいろいろな愉しみ方が紹介されています。

お料理のコーナーは、堀井さんも担当されていますが、主にお２人のお友達である主婦の飯島庸子さんが担当されていて、果物と木の実で作る保存食やお菓子、週末に時間をかけて作りたいちょっと凝ったお料理なども紹介されています！

下記で、紹介されているお料理やお菓子をほんの一例ですがご紹介していきますね。
どうぞご堪能ください.:*・゜

• 肉まん
• ねぎ餅
• 手作りベーコン
• ピクルス（にんじん / カリフラワー / 小玉ねぎ / きゅうり）
• 夏みかんのマーマレード
• レモンピール
• 栗の渋皮煮
• 梅酒
• 梅シロップ
• くるみと干し柿のケーキ
• ピーナッツバター
• ピーナッツバタークッキー　　etc...