26枚のテーブルクロス わが家のテキスタイルabc
堀井和子 *著
公文美和 *撮影
若山嘉代子 L'espace *AD*ブックデザイン
柴田書店
2003.9 初版 / 26×19.5 / 88p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜s3-3-l-3 ]
shopへ行く
堀井和子さんが、20年以上使い続けているテーブルクロスから最近仲間入りしたテーブルクロスまで、26枚のお気に入りのテーブルクロスを選んで、その魅力を紹介してくれました!
石本藤雄さん、マイヤ・イソラ/クリスティーナ・イソラ母娘、ペッカ・ハルニさん、イソット・キヴェットさん、ペンティ・リンタさん etc... ヴィンテージのマリメッコを中心に、 プロヴァンス地方のソレイヤード、柚木沙弥郎さんの型染め、ティッシュ・ムウテ、アルザスのペーズリー柄、 松尾倭文子さんのテキスタイル、外国を旅行した時に“街の何気ない生地の店”で見つけたもの etc... 選んだ時のことやその理由も添えられて紹介されています。
テキスタイル自体の美しさはもちろんのこと、お料理や愛用のテーブルウェアをスタイリングした時の表情、 さまざまなアングルから見た時の表情、 光の差し込み方で変える表情…全てが美しいです.:*・゜
また、撮影は堀井さんのご自宅で撮影されていて、同じお部屋なのにテーブルクロス1枚でこんなに雰囲気が変わる!というのも、見どころです!
エッセイから伺える堀井さんの美の感じ方にもうっとり.:*・゜
ぜひゆったり眺めてみてください♪
下記で、印象に残った言葉と紹介されているレシピをご紹介していきますね。
どうぞご堪能ください.:*・゜
- 紹介されているレシピ
- 枝豆とみょうが、谷中しょうがご飯
- ブリンツ
- 地鶏のグリルと新玉ねぎのオーブン焼き
- サラダ菜とマロンレタスのサラダ
- いちじくのコンポートのキャラメルソテー、生クリーム添え
- ニース風サラダ
- じゃがいものガレット風
- マッシュポテト、白まいたけとトマトのソテー添え
- 新キャベツとアンチョビーのリングィーネ
- 地鶏ご飯、白髪ねぎ、ひき山椒添え
- ぽん柑のケーキ
The keyto the treasure is the treasure
テーブルクロスを使っていていちばんつまらないのは、テーブルに着いた人がしみをつけやしないかとどきどきしたり、しみになって、洗う役の人がいらいらしたりすることではないだろうか。
楽しい時間を過ごすためには、気が楽なテーブルクロスを探したらいい。赤とオレンジ、濃い焦げ茶と茶、黄緑と緑など、しみが気にならない配色の、思いっ切り好奇心を刺激されるデザインのテキスタイルを買って、のびのび使う。しょっちゅう洗って幾分さめたころの色合いがすてきそうな、はっきりした色を選んでもおもしろいと思う。
KULDANEN は昔のデザインで、手に入らないかもしれないが、こんな色づかいなら、しみも目立たない。家族で囲む食卓に、ゆったり優しい気持ちで使っていける。お客さまのためのテーブルクロスではなく、まず、家族で過ごす時間のために、テーブルクロスを一枚買って、試してほしい。
和のアルファベットスタイル 日本の器と北欧のデザイン
堀井和子 *著
公文美和 * 増渕達夫 * 富士晃 *撮影
若山嘉代子 L'espace *デザイン
文化出版局
2001.10 初版 / 26×19.5 / 88p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜s3-3-l-1 ]
shopへ行く
“外国の、日本の、という目では見てこなかったと思うが、わが家のテーブルを考えて、素直に好きだと感じるものを選んだら、日本の器や道具と北欧のテキスタイルがいつのまにか中心で活躍していた”…そんな風におっしゃる堀井和子さんのお気に入りが、a~z まで 26章に渡って写真たっぷりで愉しめるエッセイです♪
紹介されているのは、染付の器、黒の漆盆、トレー、北欧のテキスタイル/日本のテキスタイル、キャンドル・照明、弁当箱・茶托・椀、ご飯茶碗、小皿、箸、パンかご、チーズのためのトレーとカッティングボード、紙ナプキンのコレクション etc... 作家さんやブランドの名前で購入したのではなく、堀井さんの感性に響いたものが蒐められているということが伝わってくる読み心地で、それぞれのお気に入りとの初めての出逢いや旅の思い出、日常での使い方なども紹介.:*・゜
また、盛岡・秋田のお気に入りのお店や植物園のお話、贈り方のアイディア、インテリアやキッチン道具のお話、デザインで選んだものいろいろコーナー、思い出の本のお話なども愉しめます♪
日本と北欧の類似性にも気付かせてくれるような1册です.:*・゜
どうぞご堪能ください!
Information
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年3月現在