Information
1989年に文庫化されています。
ただいま流通中です >2018年4月現在
佐々木マキ *絵
村上春樹 *文
菊地信義 *ブックデザイン
講談社
1985.11 初版 / 22×19 / 68p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜kf8-41 ]
デビュー作『風の歌を聴け』以来、ほんとうに絶妙なコンビネーションで初期*村上春樹作品の世界を印象づけてくれた 佐々木マキさんが絵を手掛けた、村上春樹さんファンにとっては嬉しすぎるクリスマス絵本です。
ある夏の日のこと、羊男がクリスマスのための音楽の作曲を依頼されます。けれど、クリスマスはもうすぐというのに、音楽は出来上がる気配がありません。羊男が暗い気持ちでドーナツを食べていると、声をかけてきた人がいます。羊博士です。そして、音楽が出来ないのは“聖羊上人”の呪いだということを教えてくれます。どうにかしてその呪いを解こうと、羊男は羊博士に教えてもらった通りのことを実行してみますが、そこで待っていたものとは…!
初期*村上春樹作品の読者にはおなじみの‘羊男’や‘羊博士’そして、‘双子’も登場。また、これまたおなじみのドーナツを重要なモチーフに話が進んでいくという楽しさ!
さらに、‘ねじけ’や‘海ガラスの奥さん’‘なんでもなし’など、新たな登場人物も加わって、いつもより楽しげな、そしていつも通り独特な親密感のある村上春樹ワールドが展開されていきます。ラストもとっても素敵☆
また、お話のまえがきとして、佐々木マキさんが幼少の頃のクリスマス・エピソードを語り、村上春樹さんが佐々木マキさんの作品への思い入れを語った文章も興味深いです。
これからもどうか「羊男世界がいつまでも平和で幸せでありますように」!
1989年に文庫化されています。
ただいま流通中です >2018年4月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪