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クリスマス・プディングの冒険
アガサ・クリスティー *著
橋本福夫 *他訳
川原泉 *解説
早川書房*ハヤカワ文庫
2004.11 初版 / 文庫サイズ / 466p
ソフトカバー
[ 商品番号 Ｎ゜kf8-37 ]
“このクリスマスのご馳走の本は、『料理長のおとくい料理集』と名づけてもよろしいでしょう。わたしがその料理長なのですよ！おもな料理は二つあります。「クリスマス・プディングの冒険」と、「スペイン櫃の秘密」。選りぬきの添えもの料理としましては、「グリーンショウ氏の阿房宮」「夢」「負け犬」、シャーベットとして、「二十四羽の黒つぐみ」。”
…こんな洒落た文章から始まる序文が寄せられているのが食いしん坊にはたまらないアガサ・クリスティー女史の短編集です。
ポアロ物が5作品、ミス・マープル物が1作品収められていて、その内、美食ミステリーのアンソロジーでおなじみの「二十四羽の黒つぐみ」と表題作「クリスマス・プディングの冒険」が、美味しいものを重要なモチーフとした作品となっています♪
特に、「クリスマス・プディングの冒険」は、英国の伝統的なクリスマスの様子、ご馳走の数々が読んでいるだけでわくわくしてくるような魅惑的な描写で描かれていて.:*・゜序文にもありますが、女史の子ども時代のクリスマスの思い出を元に描かれているとのことですよ♪
ミステリー界のグランシェフによるアンソロジー！どうぞご堪能ください.：*・゜
