Information
2006年10月にブッキングより、新装復刻版が上梓され、ただいま流通中です >2018年4月現在
テリー神川 *料理*文
吉村和敏 *撮影
熊井明子 *序文
沢田真理 *イラスト
講談社
1992.12 初版 / 26.5×21.5 / 127p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜kf10-2 ]
著者のテリー神川さんは、アン・ブックスの舞台 プリンスエドワード島でカフェを営んでらっしゃる方…
Anne の世界に思いを馳せながら、1800年代後半から1900年代前半に出版されていた クックブックを研究され、アン・ブックスに出てくる お料理やお菓子を“古いレシピの特徴を生かしながら、現代の材料を使って できるだけ忠実に昔どおりに再現”してくれました!
まずは、「アンのおもてなし料理」として、お話に出てくるおもてなしのテーブルが再現されていて、「アラン牧師夫妻をおもてなし」「モーガン夫人へのおもてなし料理」「ピクニック」「ミス・ラベンダーのお茶の時間」「クリスマスディナー」「キルト作りの会のスーザンのごちそうメニュー」「ウエディングケーキとチキンサラダ」…ページいっぱいにAnneの過ごした美味しいシーンが拡がります.*・゜
続いて、「アンのお菓子とお料理」として、ケーキ・クッキー、パイ・タルト、プディング、デザート、パン・飲み物、肉・魚・野菜料理が紹介…
懐かしいシーンと共に、当時のレシピについてのお話も愉しめ、読みごたえもたっぷりなのですが、やはりこの本で大満足なのはお料理の写真!
例えば、アンの娘・ちいさなリラを悩ませた「金銀のケーキ」など、気になっていたお料理やお菓子の姿が堪能できます♪
プリンスエドワード島は、カナダの中でも、イギリスやスコットランドからの移民が多い島だそうで、今振り返ると確かに、お料理やお菓子はイギリス風です(クリームオブターターや モラセス、コーンスターチを使ったレシピが多めですが、いずれも製菓材料店やスーパーで入手可能♪)。
定番から、ビスケットで作る「いちごのショートケーキ」、生地の中にバターではなく生クリームをたっぷり入れて焼きあげる「スポンジケーキ」、珍しい作り方のパイ生地(パフペイストリー)を用いたテディのお父さん特製の「りんごの三角パイ」、ポーリーンが気難し屋のお母さんに作ったコーンスターチで固めたプディング「ブラマンジェ」(消化に良いそうです)、モンゴメリ―嬢の親族に伝わるという可愛らしい「おさるの顔のクッキー」etc... 珍しいお菓子も楽しめます♪
また、ふんだんにページを彩っている プリンスエドワード島のスナップもきれいで、扉や序文のページなどでは沢田真理さんのイラストも愉しめ、ほのぼのと可愛らしい♪他、アンを困らせた( ! )ブルーウィローのお皿なども拝見できたりと、ビジュアルは本当に大充実の1册です!
下記で、レシピが紹介されているお料理やお菓子を ほんの一例ですがご紹介していきますので、どうぞごゆっくりご堪能ください.:*・゜
2006年10月にブッキングより、新装復刻版が上梓され、ただいま流通中です >2018年4月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪