めうしのジャスミン

めうしのジャスミン

ロジャー・デュボアザン *作*絵
乾侑美子 *訳
童話館出版
1996 初版・2000.4刷 / 26×21 / 32p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef51-p-1 ]

sorry... sold out

ある日、ふとした偶然から帽子をかぶってみた雌牛のジャスミン…すっかり気に入っていたのですが、周りの動物たちからは非難や中傷を浴びてしまいます。
それでも気にせずに帽子をかぶり続けていると、次第に周りの動物たちが帽子をうらやましがって、今度はみんなが帽子をかぶり始めて…。

自分の頭でその時その時、物事を考えるジャスミンと、そうでない周りの動物たちの対比が際立った、風刺の効いたお話です。
深く物事を考えず多勢に流されたり、みんなと違っている→仲間はずれにされるのが恐かったり…お話で読んで客観的に観ると、周りの動物たちの愚かさや滑稽さを見て取ることができますが、渦中にいたら、ジャスミンのように振る舞えるかな…と自戒を込めて考えてしまいます。

動物たちを描く色が、既成の色遣いにとらわれていない斬新な色遣いというところも素敵です!
どうぞご堪能ください.:*・゜

Information

佑学社より上梓されていた御本の復刊版です。

2013年に童話館出版より、さがの弥生さん訳で改訂版『ジャスミン』も上梓されています!

みんなのベロニカ

みんなのベロニカ

ロジャー・デュボアザン *作*絵
神宮輝夫 *訳
童話館出版
1997年6月初版 / 26×21 / 32p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef51-p-2 ]

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パンプキンさんの農場にやって来たかばのベロニカ、農場のことをすっかり気に入って、みんなとも仲良くなりたいと思っているのですが、“よそもの”扱いされ、仲間外れにされて…とうとう病気になって食べる意欲も失ってしまいます。
ベロニカは、一体どうなってしまうのでしょうか?

ベロニカを心配して、農場のみんながひとりひとり、自分の食べ物をこっそり持って行ってあげるところが素敵で、みんなで行くのではないところがほっこりします♪

ベロニカの「おはよう」の挨拶と、“とっても おおきい にっこり”もとっても素敵♪
お説教くさくなく、とても大切なことを伝えてくれる1册です.:*・゜
どうぞご堪能ください.:*・゜

Information

佑学社より上梓されていた御本の復刊版です。
ただいま流通中です >2018年4月現在

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