よるくま

よるくま

酒井駒子 *著
トムズボックス *編集
白泉社
1999 初版・2000.4刷 / 18×24 / 31p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef16-1-1 ]

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“よるくま”は、夜みたいに黒くて、胸にお月さまが光ってて、ある日トントンってドアをノックして、坊やのところにやって来た“うんとかわいいくまのこ”です。
何故って?夜、目が覚めたらお母さんがいなかったから…
坊やは、よるくまと一緒に、お母さんを探しにいきますが……!

続編『よるくま クリスマスのまえのよる』では、このお話以前の よるくまと坊やのなれそめ( !? )も紹介されています♪
どうぞ併せてお愉しみください.:*・゜

よるくま クリスマスのまえのよる

よるくま クリスマスのまえのよる

酒井駒子 *著
白泉社
平成12年初版・平成19年15刷 / 18×24 / 33p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef16-1-2 ]

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『よるくま クリスマスのまえのよる』は、かわいさと切なさに心掴まれた『よるくま』の続編です♪

明日はクリスマスだというのに、ベッドに入った坊やは心配で眠れない…
何故って、ママにしかられたから、悪い子にはサンタさんがこないから……。

そんな時、ドアをノックする音が!
また、よるくまが遊びに来たのです。

『よるくま』で、2人が流れ星につかまったところを、よるくまのお母さんがひょいっと引き上げるシーンの移り変わりには感動しましたが、クリスマスのお話でも、やはり場面の移り変わりが素晴らしいです.:*・゜
いつの間にか、オーナメントの飛行機に乗り込んでいるところ、坊やが赤ちゃんの頃に戻るところ……心踊ったり、安らかな気持ちに包まれたり.:*・゜

また、よるくまの表情やしぐさが本当にかわいらしい♪そうかと思うと、飛行機を操縦しているよるくまは、突然かっこ良かったりもします!

お母さんやお父さんとの距離が まだ柔らかで、皮膚の感触までもが伝わってくるようなあたたかみを持っていたあの頃、もうずっとずっと昔の遠いことのようだけれど、でも同時に いつまでもなによりも近く、心に寄り添っていて、まるでついこのあいだのような気もするあの頃…「よるくま」は、そんな懐かしい記憶とふんわり優しい気持ちに包まれるようなシリーズです。
どうぞご堪能ください.:*・゜

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