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ただいま流通中です >2018年3月現在
有元葉子 *著
杉本正子 *構成*文
千葉美枝子 *スタイリング
文化出版局
2003.1初版 / 26×19.5 / 95p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf4-6 ]
野菜を陽に干して上手に水分を抜いたら“驚きのおいしさ”!…料理研究家の有元葉子さんがお料理に携わる日々の中で発見されたユニークな試みを紹介してくれる1册です。
“干し野菜”というと、切干大根などのからからに乾いた乾物を想い浮かべる方が多いかと思いますが、この本で紹介されているのは“半干し”という方法。
太陽と風の恵みを受け、適度に水分を抜いた野菜は、野菜本来のうまみや甘みが際立って味が濃厚になるばかりでなく、食感もまた独特の歯ごたえが楽しめるとのこと。 また、炒めものや揚げものなど調理時間の短縮に繋がり、煮崩れもしにくく、さらに、かさが減るので調味料も少なめで済み、たくさんいただけ、時間を置いても水気が出ないのでお弁当のおかずにも最適とのことです♪
レシピは3つのパートに分かれていて、まず「干し野菜料理 ここが魅力です」として、揚げ物、炒め物、マリネやピクルス、パスタソース、煮物など干し野菜が活かせる調理法の紹介とレシピがあり、次に、「干して楽しむ 18種類の野菜」として、なす、ジャンボピーマン(パプリカ)、ズッキーニ、トマト、セロリ、きゅうり、さやいんげん、グリーンアスパラガス、きのこ、かぶ、にんじん、ごぼう、蓮根、大根、キャベツ、白菜、じゃがいも、さつまいもの干し方とそのコツ、そしてお薦めレシピがあります。最後には、「市販の乾物をおいしく味わう」として、買い置きのできる乾物(ドライトマト、ポルチーニ、ひよこ豆、打ち豆、かんぴょう、切干し大根、ひじき、だしをとった昆布など残り乾物)を使ったレシピも♪
レシピはどれもシンプルですが、いかにもと想像できるような美味しい説得力に溢れていて、読み進めるうちに期待が高まってきます!
お料理前に時間を逆算して干さなければならないので計画性が大切ですが、逆に太陽と風に手伝ってもらって“干す時間”を味方にするだけで“驚きのおいしさ”なら、とっても素敵!
晴れの日が待ち遠しくなる1册…明日晴れたら、早速干してみませんか♪
下記で、紹介されているお料理をほんの一例ですがご紹介していきますね。
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「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪