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ただいま流通中です >2018年4月現在
林綾野 * 千足伸行 *編*著
林綾野 * レシピ*料理*文
櫻井久 *アートディレクション
講談社
2009.12 初版 / 18×18 / 126p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf10-7 ]
ベル・エポックをセンセーショナルに彩った画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック氏は、また、自ら腕をふるって新しい創作料理を見い出すことに限りない情熱を傾けていた大変な食道楽としても知られています。
以前、ロートレック氏の盟友モーリス・ジョアイヤン氏により 1930年に上梓された『La Cuisine de Monsieur Momo(独身モモ氏の料理法)』の邦訳版を2バージョン(『美食三昧 ロートレックの料理書(昭和49年/座右宝刊行会)』『美食の饗宴 ロートレックの料理法(美術公論社/平成元年)』 お届けしましたが、こちらはその副読本としてお愉しみいただけそうな1册♪
ロートレック氏の作品図版や、故郷のボスク城内の写真、学校時代のノートや少年時代のデッサン etc... ビジュアルも愉しく、生い立ちから少年時代、パリでの活躍~37歳という若さで亡くなるまでが、ハンドブック形式で紹介されています。
食に関するエピソードも多く、特にロートレック氏が催した風刺たっぷりの「牛乳パーティー」のお話(招待状も拝見できます♪)、自身がバーテンダーに扮しお客をもてなしたパーティーのお話、遊び心たっぷりの“デザート”で趣向を凝らした晩餐会のお話など、興味深いです。
また、不思議な因縁でつながっていた画家ゴッホとのエピソードや、ジャポニズム、ベル・エポック、モンマルトル etc... ロートレック氏を理解する上で欠かせない時代背景なども紹介されています♪
なお、こちらの本は裏表紙より 『TOULOUSE-LAUTREC'S KITCHEN』 として、反対めくりで後半40ページほどがお料理本として愉しめるのも嬉しいところ!
上記の『La Cuisine de Monsieur Momo(独身モモ氏の料理法)』より、オリジナルレシピと再現レシピが お料理の写真と共に 16メニュー紹介されていて、「ロートレックのスペシャリテ」「ロートレックの好きなハーブ」も♪
他、「ロートレックのふるさと ボスク城」 「南仏の食事情 アルビの町」 「アルビ ロートレック美術館」「ロートレック略年譜」「ロートレックの歩いたパリマップ」の紹介もあります。
どうぞお愉しみください!
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「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪