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出版社品切れ または絶版 となっています >2019年9月現在
長谷川恭子 *著
海老原俊之 *撮影
田島浩行 *装丁*デザイン
柴田書店
2001年6月初版 / 26×18.5 / 96p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜s5-16 ]
短期滞在予定だったイギリスに“すっかり馴染んで”しまって、移住された長谷川恭子さんは、現地でケータリングのお仕事を始められ、続けていくうちに、“そのへんのお店にないものをつくりたい。そして簡単にできるものがいい”という思いを抱かれるようになり、レシピを探し本を読み進めるうちに、クラシックな古書のレシピが“案外合理的”であることに気付かれたそうです。
こちらは、そんなレシピ探索で古書を“読みあさる”なかで出逢ったレシピから、試作を繰り返し完成したお菓子たちを紹介してくれた1册です!
まず、イギリスでお菓子やデザートの総称を指す“プディング”という言葉の由来と用いられ方の変遷・歴史的考察から始められているところから興味津々!
さらに焼き菓子を「ベークドプディング」、冷たいお菓子を「コールドプディング」とカテゴリー分けして紹介されているところもなんだか本格的♪
蒸し菓子の「スティームドプディング」についても大きく一章が割かれ、包み方(布を使う方法、ヒモを使う方法)や蒸し方なども紹介されていて、他の御本ではなかなか見かけない構成に期待が高まります!
それぞれのお菓子には、レシピをより深く調べていくうちにめぐり合われたという歴史や背景、語源などのエピソードが紹介されていて、読み物としてもとても興味深く、カバー裏表紙袖にある著者紹介欄に“学究肌”とあるのも納得の読みごたえです♪
珍しいお菓子はもちろん、お菓子自体はよく見かけるけれど昔ながらの素朴な作り方だったりするお菓子や、著者のアレンジが愉しいお菓子も♪
他、「基本の生地とクリーム」として、スポンジケーキ、ショートクラストペイストリー、ラフ・パフペイストリー、カスタードクリーム、レモンカード(コンデンスミルクを使って作るインスタントレモンカードも♪)の作り方も、モノクロですが 丁寧な工程写真付きで参照できます。
下記で、紹介されているお菓子をご紹介していきますね。
どうぞご堪能ください.:*・゜
カバー表紙袖で、ジンジャーブレッドビスケットのレシピも愉しめます♪
出版社品切れ または絶版 となっています >2019年9月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪