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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年2月現在
伊丹十三 *著
佐村憲一 *ブックデザイン、飯窪敏彦 *写真
吉田カツ *カバー・イラストレーション
文藝春秋
1987.12初版 / 19.5×14 / 341p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜s1-2-1-13 ]
多彩な才能でさまざまにご活躍された映画監督の伊丹十三さんは、また料理通としても知られています。
こちらは、伊丹十三さんがゲストの家に“押しかけて”、伊丹さんご自身が生徒として水野邦昭さんにフランス料理を習い、ゲストにそれを“御見物ねがった上で、できあがった料理を 召し上がっていただき、あわせて有益なお話など うかがっておいとましよう”という、なんともユニークな趣向の お料理本+対談集♪
ゲストとの食事風景以外の写真はオールカラーという 豪華な創りが嬉しく、“この本をクックブックとして使用するというような、一部の無謀な読者のために”として( ! )、 お料理教室のシーンは 下ごしらえから調理まで、コマ割りのような連続工程写真で丁寧に掲載されています (お茶目な伊丹さんの表情も愉しめます♪)。
メニューは贅沢な食材を用いた本格的なフランス料理で、材料や分量のレシピ表はなく、作り方の説明(会話形式)や写真で大体の見当が付くような感じ♪
エクルヴィスの下処理、平目のおろし方、帆立貝や牡蠣の開き方、鶏のさばき方など下ごしらえも詳しくて、お料理のポイントも 伊丹さんと先生との会話の中にたっぷり盛り込まれています♪
下記でメニューをご紹介していますので、どうぞご参考くださいね。
そして、そんな豪華なお料理でおもてなしされているゲストは、玉村豊男さん、岸田秀さん、北沢方邦さん、佐々木孝次さん、西江雅之さん、日高敏隆さん、山本七平さん、福島章さん、槇文彦さん、山本哲士さん、蓮實重彦さん、岸恵子さん、種村季弘さん、辻静雄さん…と、こちらもとっても豪華!
ゲストご専門のお話を中心に、カタストロフィ型のダイエット、神に捧げる料理、日本の料理は無時間的、料理の起源と言語の起源、小津安二郎さんの映画における「食べること」の意味、フランス料理について etc... 食に関するお話も愉しめます♪
伊丹十三さんの知的好奇心が 素晴らしいスパイスとなって、読みごたえたっぷりのユニークな1册に仕上がっています! どうぞごゆっくりご賞味ください.:*・゜
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年2月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪