主夫と生活

主夫と生活

マイク・マグレディ *著
長新太 *絵
伊丹十三 *訳
学陽書房
昭和58年4月初版 / 19.5×13.5 / 277p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜e3-6 ]

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ハーヴァード大学を卒業し、新聞の売れっ子コラムニストとして大満足の人生を送っていた著者が、ある日仕事を止め“専業主夫”に!

“ウーマンズ・リブ”思想の黎明期である70年代に、奥さんが事業で成功したことから、夫婦がそれまでの役割を全く極端に交換した1年に渡る壮大な( !? )実験の記録が、なんともユーモア溢れる様子で綴られたエッセイです。

お料理に、掃除、洗濯、子育て、ホームパーティーのホステス…次々と襲いかかる初めての体験に著者が四苦八苦する様子は、現在‘専業主夫’ならずとも、家事への参加が当たり前になっている世の男性にはどのように映るのでしょうか♪

巻末には、1年の実験を終えた後のマグレディ一家の新しい「結婚契約」もあり、家族がそれぞれ皆“人生をフルにエンジョイする自由”を享受するためにどのように過ごすべきかがしたためられています。
その最後の条項は、“自分が人からしてもらいたいと思うようなことを、人に対してなすように心がけること。”…よく考えられた素敵な「契約書」で、参考にしたいものです!

こちらのエッセイは「話の特集」に連載されていたものとのことで、ユーモア溢れる長新太さんのペン画が楽しめるのも嬉しいところ♪
ご自身、当時すでに主夫体験も豊富だったという伊丹十三さんの愉しい訳も、どうぞお楽しみに!

Information

2014年にアノニマ・スタジオより復刊され、ただいま流通中です >2018年6月現在

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