食と暮らしの古本屋 eclipse plus

“ママがわたしくらいだったときのことを話して”

ちいさな女の子の こんなおねだりから始まるこちらの絵本には、おばあちゃんが孫に語りかけるような感じで、ターシャ・テューダーさんがお子さんたちと楽しまれてきた アメリカの年中行事や家族のお愉しみが描かれています。

1月～12月まで…ヤギぞり競争のお話、ジェスチャーゲームのお話、“雀の郵便屋さん”のお話、メープルシュガー作りのお話、イースターのお話、花祭りとメイポールダンスのお話、種まきのお話、マリオネットショーのお話、独立記念日のお話、誕生日パーティーのお話、人形たちのお祭りのお話、リンゴジュース作りのお話、ハロウィーンのお話、感謝祭のお話、ろうそく作りのお話、待ちに待ったクリスマスのお話 etc... ！

一年一年、巡りゆく季節の恩恵を存分に受けながら、家庭の中にはわくわくするような愉しみと笑いを創り出し、そして、穏やかな水面のような心を守り続ける…ずっと語り継いでいきたい夢のような暮らしですね.:*・゜

原題は「A TIME TO KEEP」…
季節の風物・花々に飾られた飾り枠のなかで、かけがえのないターシャさんの思い出が光り輝いている、イラストもとても素敵な1册となっています.:*・゜