木をかこう

木をかこう

ブルーノ・ムナーリ *作
須賀敦子 *訳
至光社
1997 初版・1982.3刷 / 22×15 / 89p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜kf23-3-1 ]

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太陽をかこう

太陽をかこう

ブルーノ・ムナーリ *作
須賀敦子 *訳
至光社
1984 初版・1982.3刷 / 22×15 / 64p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜kf23-3-2 ]

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『木をかこう』『太陽をかこう』は、ユニークな新しい視点で、ユーモアにあふれた実験的な作品を次々と発表してらっしゃるイタリアのアーティスト*ブルーノ・ムナーリ氏が、‘自ら描いてみる’ことによって、自然を観る新しい視点と愉しさを提案してくれる素敵な2册シリーズです。

木を彩る葉の緑、太陽の暖かな色が眩しい季節…春の訪れを楽しみながら、描いてみませんか~*

『木をかこう』では、かつてレオナルド・ダヴィンチ氏が描いた木の規則性についてのスケッチを参照し、自然の規則を踏まえた上で、自由に、バリエーション豊かに、木を描く方法を実践してくれます。

…木を、じっくりと観察したことがありますか?
環境や時間の経過によって変わっていく木の造形が、続々と拡がるイマジネーションによって縦横無尽に展開されていく様子は、ムナーリ氏の思考や発想の跡を追っているようなスピード感も相まって、ドキドキワクワクするような読み心地♪
余白を活かしたレイアウトが絶妙な、シンプルなイラストも素敵で、‘自然’という言葉の意味や素晴らしさを改めて実感されてくれる、豊かな1册となっています。

また、後半部分では、紙を使って木の規則性を確かめる実験や、針金を使った立体工作、イタリアの広場で行われた大きな木を作るイベントの様子の紹介、そして、本当は書きたいのだけれど絵が下手で恥ずかしいから書きたくない…という大人の為に特別に考えられた( ! )ユーモア溢れる木の描き方など、愉しい試みも盛り沢山!!
ラストのムナーリ氏によるメッセージに倣わずともぜひお薦めしたい1册です♪

福田繁雄さんが寄せてらっしゃる「まえがき」、巻末には、ムナーリ氏による自己紹介「ぼくについて」という文章もありますよ!

『太陽をかこう』では、太陽についての幅広い知識から始まり、やがて、ムナーリ氏の豊かなイマジネーションの拡がるままにさまざまな太陽を愉しむことで、太陽を描く方法を実践してくれます。

太陽と地球の関係や影のしくみ、太陽が私達にもたらす色、霧やスモッグの彼方に見える太陽、皆既日食やコロナや黒点のことなどを、情感豊かにユニークな表現で教えてくれたり、アンドレ・マッソン氏やミロ氏、勅使河原蒼風氏、トム・ウォルセイ氏etc... 芸術家が描いた太陽、また、原始時代の壁画、日本の国旗・日の丸など太陽がモチーフとして描かれてきたバリエーションを紹介してくれたり…。

そして、子どもの描く太陽を紹介してくれた後、いよいよムナーリ氏によって、パステルやペン、インクや色紙など、さまざまな手法で太陽が描かれていきます。
おとなしそうな太陽、つよそうな太陽、3月のやさしい太陽、7月のあらあらしい太陽…また、いろいろなシチュエーションで沈んでいく太陽を想うそのイマジネーションの豊かさ・愉しさといったら!
猫の後ろに沈む太陽、ブラインドの向こうに沈む太陽…うす目をあけて見た太陽なんて、描いてみたことはありますか?( ! )

心が動かされたことを気軽に表現するのって、とても素敵だよ…太陽を描くということを通して、そんなムナーリ氏のメッセージが伝わってくるような、詩的で美しい1册となっていますよ☆

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