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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年4月現在
あまんきみこ *作
鈴木義治 *絵
旺文社 / 旺文社こどもの本
1978 初版 / 22.5×15.5 / 56p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef56-4 ]
ある町に、花が枯れそうになったり病気になったりすると頼りにされる、まるで花のお医者さんのような“はなおばあさん”と呼ばれる人がいました。
でも、はなおばあさんを頼りにしているのは、人間だけではありません。あまがえるも、くまのこも、きつねも、みんな、はなおばあさんに花をみてもらっているのです。
そんなのどかな町に、ある春の日のこと、なごり雪が降ります。
野原に咲いた花たちが心配で様子を見に行った姉弟…すると、やさしい、やわらかい歌声がひびいています。はなおばあさんが歌っているのです.:*・゜
歌に誘われるまま、はなおばあさんの暖かなお家に入っていくと、同じく心配でやってきた町の子たち、動物たち、そして、春の服をまとった見慣れぬ子どもたちもいて.:*・゜
あまんきみこさんによる、心温まる極上のファンタジーです.:*・゜
はなおばあさんのお家にいた、春の服をまとった見慣れぬ子どもたちというのは、実は野原の花たちで、なごり雪の降るあいだ、はなおばあさんのお家にあったまりに来ていたのですが、普通の言葉であらすじを書いてしまうとこのお話の素晴らしさが半減してしまうくらい、ほうっとため息がこぼれるくらい、語り口が優しくって、とても素敵な読み心地です.:*・゜
また、郷愁が誘われるような、子どもの頃にふっと戻ってしまうような、鈴木義治さんのイラストも素晴らしくて.:*・゜
どうぞご堪能ください.:*・゜
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年4月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪