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出版社品切れ または絶版 となっています >2019年4月現在
別冊 暮しの設計 No.4
中央公論社
昭和55年11月初版 / 30×21 / 160p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf2-4 ]
日本料理近茶流宗家の柳原敏雄さんが、2年の歳月をかけて全国各地の野菜類の漬けものを取材、家庭でのおいしい漬け方も紹介してくれた1册です。
まず、当時の日本専売公社による精製塩が主だった塩の流通が漬物文化に及ぼした影響や、竹原塩問題に代表される環境問題が塩にもたらした影響、減塩の風潮など、漬物に欠かせない塩との観点を主にした「漬けもの考」。
「日本漬けもの地図」に続いて、全国に取材した漬け物文化が、昔ならではの製法の貴重な写真たっぷりで紹介。
紹介されているのは…
北海道・東北からは、青菜漬け、おみ漬け、尾花沢のやたら漬け、民田なすの塩漬け、つばくろなすの一夜漬け、会津の三五八漬け、またたび漬け、
関東からは、桜の花漬け、しその葉漬け(千枚葉漬け、もみ漬け)、小田原の梅干し、
中部からは、御殿場水菜の浅漬け、七尾のひねたくあん、桜の葉漬け、わさび漬け、渥美たくあん、越後の味噌漬け、あんにんご、蓼科高原の瓜漬け、三里浜の花らっきょ、
近畿からは、寂光院の紫葉漬け、菜の花漬け、千枚漬け、すぐき漬け、紀州南部川村の梅干し、梅の砂糖漬け、
中国、四国、九州、沖縄からは、広島菜漬け、寒漬け、沖縄のジージキ、
他、各地の名物漬け物を紹介してくれた「買いものガイド」も愉しめます♪
また、「家庭でつくる漬けもの」として、
糠みそ漬け、きゃべつときゅうりのもみ漬け、きゃべつの博多漬け、大根の赤漬け、なすのもみ漬け、きゅうりのもろみ漬け、なすの塩押し、白菜漬け、梅干し(小梅のかた漬け、赤梅干し)、しその実漬け、大阪漬け、大根の梅肉漬け、松前漬け、割り干し大根のハリハリ漬け、大根の柿漬け、アスパラとうどの西京味噌漬け、らっきょうの漬けもの(塩漬け、けとばし漬け、赤漬け)がレシピ付きで紹介されています。
江戸のべったら市や、益子濱田家の菊花漬け、竜沢寺の大根托鉢、漬けものの祭神萱津神社の行事を紹介してくれたコーナーも愉しめる他、お塩のお話、漬け物の盛りつけ方も詳しいです♪
どうぞご堪能ください.:*・゜
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「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪