なにかことこと煮てみたき
高木泉 *著
尾田学 *撮影
鷲巣隆 *装丁*デザイン
文化出版局
1997年4月初版 / 26×19.5 / 96p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜s4-59-1 ]
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料理研究家で、ご自宅でお料理教室を主宰されている高木泉さんが、春から季節を追って、高木家の食卓を彩るお料理、行事ご飯を紹介してくれた1冊です♪
お祖母様、お母様から受け継いだお料理も交え、季節感を大切にしたお料理となっていて、果物をとり入れたレシピも目を惹き、季節毎の作りおきが愉しめるのも嬉しいところ♪
使われている和の器も趣きがあり、素敵です。
紹介されているお料理は下記でご紹介していきますね。
また、旦那さまのお祖父様が高浜虚子さんでお姑さんも俳人でいらっしゃり、俳句とご縁の深い環境とのことで、高木さんも俳句を愉しまれてらっしゃるとのこと…季語が必ず詠み込まれる俳句は、食材の旬を楽しむ心と似ていると綴ってらっしゃいますが、お料理に、高木さんの俳句が興を添えているのもとても素敵.:*・゜
暮らしの情景が優しいまなざしを通して生き生きと伝わってくる文章と共に、自然の恵み、人とのご縁の恵みへの感謝が伝わってきて、日本の言葉の美しさが改めて感じられる読み心地です。
また、私事ですが、こちらの御本を読んだのがちょうど三浦綾子さんによる伝記小説『夕あり朝あり』に感銘を受けてからほどなくだったので、高木さんが「白洋舎」創業者である五十嵐健治さんのお孫さんでいらっしゃることに気付き、感得した思い出があります。
どうぞご堪能ください.:*・゜
- 春
- 蕗の薹
- 雛
- 卯の花ずし / 青豆のすり流し汁 / おぼろずし / 桜餅風一口ずし / 大ぶりずし
- うらら
- ごちそう春餅 / ハーブティー / 洋酒漬けいちご
- 桜
- 風光る
- クリームチーズとプルーンのサンドイッチ / チキンとアボカドのサンドイッチ / 鮭とコーンビーフのコロッケ
- 春野菜は香りと歯ざわりが楽しみです
- 新じゃがと鶏だんごの煮物 / 春キャベツのコールスロー / たけのこだんご / たけのこと牛すね肉の煮物 / たけのことたこのサラダ、他
- 俳句会「梨の花」で人気の一品です
- 鶏肉と湯葉の煮物 / いいだことわさび葉の煮びたし / 沢煮椀 / 豆腐の卵とじ、他
- 春の作りおき
- 夏
- 短夜
- 骨つきラムのハーブ焼き / 帆立貝のサラダ / 赤とうがらしのパスタ、他
- 鯵
- かつおとアボカドのサラダ / あじとグレープフルーツの酢ゼリー
- 炎天
- 水遊び
- すいかとココナッツミルクのゼリー / 桃のコンポート
- 避暑
- 夏野菜の元気あふれる姿が大好きです
- 夏野菜のエスニックあえ / なすのグラタン / いかと野菜のキーウィフルーツみそ / トマトのゼリー黄身酢、他
- お天気の日曜日 きょうは夫が料理人です
- ピータン豆腐 / カマンベールの天ぷら / 豚肉のしょうが焼き / ゆで豚きゅうり
- 夏の作りおき
- 秋
- 新涼
- 梨とサーモンの白みそあえ / マスカットと小鯛ささ漬けのおろしあえ / いちじくと鶏ささ身のごまあえ
- 月
- まつたけとさつまいものてんぷら / 蓮根まんじゅう
- 秋燈
- 林檎
- 山粧ふ
- 吹寄せご飯 / かぶら蒸し / まいたけと油揚げのご飯 / 豚肉とこんにゃくのご飯 / 木の実ご飯
- いもと豆はわが家のおなじみ常備材料です
- 山芋とまぐろのとんぶりあえ / 大豆汁と卯の花 / 里芋とさんまの煮物 / 白いんげん豆とソーセージのスープ煮、他
- 大切に使って三十年 母の料理ノートから
- 湯葉ご飯 / つみれと焼き豆腐のすき煮 / 豚肉の角煮マッシュポテト添え / ビーフストロガノフ
- 秋の作りおき
- 落ちあゆの甘露煮 / 栗の渋皮煮 / りんごのコンポート
- 冬
- 冬に入る
- さばしゃぶ / 黒ごま豆腐揚げ / 牛タンのみそ漬け / ひりゅうずと春菊の煮物
- 柚湯
- 年迎ふ
- たたきごぼう / 栗きんとん / 黒豆 / 紅白なます / 煮しめ
- 若菜
- たらと聖護院かぶらのおかゆ / 白がゆのからすみのせ / 七草がゆ
- 寒卵
- 冬野菜は霜にあたってうまみが増します
- かぶのじゃこ煮 / 鮭の白菜巻き蒸し / 大根とスペアリブの酒かす煮 / ごぼうとぶりのあら煮 / じゃがいもと鶏肉のきんぴら、他
- 大晦日はご近所と餅つき大会です
- 精進雑煮 / 揚げ餅のおろし煮 / お餅のグラタン / 蒸し餅白みそあん
- 冬の作りおき
- 昆布酢 / 煮きりみりん / 煮きり酒 / 高木家のご飯の友 / フルーツケーキ
Information
出版社品切れ または絶版 となっています >2020年3月現在