つけもの風土記

つけもの風土記

酒井佐和子 *著
佐野繁次郎 *題字
阿部恒 *カバー写真
阿部正二 * 増山武久 *口絵写真
横山正次 * 須田健二 * モノクロ写真
武笠昇 *カット
婦人画報社
昭和44年12月初版 / 18.5×13.5 / 199p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜s4-18 ]

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「晩菊」「宇里船」「味三昧」など、漬物の創案でも活躍された酒井佐和子さんが、全国各地の郷土色豊かな漬物をガイドブック風にまとめ紹介してくれた1册。

家庭で作られ受け継がれているものから、老舗メーカーが長い年月をかけて生み出し土地の名産となったものまで……各地方の特徴を生かし創られた漬物を語る酒井さんの文章からは、日本の暮らしの知恵や歴史、そして生活の風情が感じられます。
美味しい求め方(見分け方、お薦めメーカー)や、食べ方の工夫も添えられていて、参考になります。

紹介されているのは例えば、 北海道地方のにしん漬、松前漬、北海の華…、秋田地方のハタハタのハリハリ漬、大根のなた割り漬、クルミのみそ漬…、山形地方の菊の花漬、小粒ナスの玉石漬、ぽろぽろ漬…、新潟地方の甘露梅、かんずり、鱈の親子漬…、福島・宮城地方のトシロとホヤの塩から、ニシンのサンショウ若芽漬、味付けわらび…、関東地方のごんべ沢庵、ベッタラ漬、ラッキョウのけとばし漬、中部地方の七尾沢庵、わらび漬、山ごぼう漬…、北陸地方の魚のこんか漬、かぶら寿し、花らっきょう、関西地方のすぐき、千枚漬、おらが村…、九州地方の高菜漬、松浦漬、山川漬…など。

巻頭にはカラー口絵として、昭和44年に「婦人公論」で1年を通じて連載された「漬けもの教室」も収録。季節折々の素材を使って家庭で楽しめる漬物のレシピで、白菜漬けから始まり、キャベツのザクザク漬け、蕗の半日漬け、無精漬け、栄養漬け、オイキムチきゅうり漬けなど12のレシピが紹介されています。

どうぞご堪能ください!

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年3月現在

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