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  ホルトハウス房子 日本のごはん、私のごはん 

  ホルトハウス房子 *著
  木村裕治 *アートディレクション
  湯浅哲夫 *撮影
  文化出版局 / 1998.12 初版 / 25×19.5 / 111p
  ソフトカバー
  [ 商品番号 N゜s3-5-2 ]


 ¥1900    

  状態は…○good〜△not good
  カバー表面に擦れや細かな傷・角や端に
  かけて多少の皺や薄ら経年の焼け(皺は
  特に上端と背の下方から裏表紙左端に
  見られます)、カバー裏表紙上端に3×2
  センチ角ほどの水濡れのような跡、カバー
  裏側に多少の目立つシミ、ページ切り口に
  所々少し擦れや薄らシミ、見返しに少し
  擦れたような汚れ、ページ端にかけて薄ら
  焼け、ページ端にかけて薄ら多少のシミが
  見られるページが多いです。カバー付き。





鎌倉で洋菓子のお店「ハウスオブフレーバーズ」も営まれ ご活躍の料理研究家 ホルトハウス房子さんによる日本料理の御本。

アメリカ人の旦那さまとご結婚されていて、西洋料理や洋菓子でおなじみのホルトハウス房子さんですが、実はご家庭では和食も普通に召しあがっているとのことで、お料理上手でいらっしゃったお母様から習ったという お節料理をはじめ、四季を追って旬を愉しむ家庭料理が紹介されています。

おせち、お鍋、雛祭りのお料理、お花見のお料理、たけのこづくし、新茶の季節のお楽しみ、夏を乗り切るお料理、新米を愉しむご飯とおかず、麦とろの献立 etc...  また、ホルトハウス流すき焼き、ラーメンやうどん、甘味も♪

だしのお話(一番だし、二番だし、煮干しのだし汁、精進のだし汁)、調味料と素材のお話、道具と器のお話も愉しめます (お料理が盛り付けられている器は、全て私物とのことで、とても素敵ですので、どうぞお楽しみに.:*・゜) 。

あと、こちらの本で特筆すべきは、ホルトハウス房子さんが 昭和61年に雑誌「ミセス」に連載された四谷「丸梅」二代目主人 井上紀子さんへの聞き書きがまとめられていること!

四谷「丸梅」は、一日一客、満足できるお料理を作ることができるのはお客様六人が限度、また、お料理を最高の状態で供するため五人が仕えタイミングを計っていたなど、驚くべき信念の名店で、そのお料理は “究極の家庭料理”“執念の料理”として今なお語り継がれています。

ホルトハウス房子さんは、習い覚えたそのお料理について、“気の遠くなるような丹念さで素材の持ち味を十二分に引き出す調理法は、ほかならぬ料理作りの王道”と評されていますが、例えば、七日間も丹精して煮上げる「黒豆」、かつお節の中心のべっこう色のところだけをかいてひいた だしで炊く「かぶら炊き」、手をかけた“洗いみそ”を用いた「しじみのみそ汁」など、その“至芸の極み”には驚くばかり!
そこはかとなく文中に漂う二代目ご主人のお人柄も素敵で、さすがだなと感じ入ります。

「丸梅」のお料理を通して“料理作りの尊さといったことを感じとっていただければ”と前書きにありますが、素材について知り尽くし、出逢った素材に向き合い生かし、臨機応変にお料理を進め、ひと口めを食べてもらうその瞬間に心を配る etc... 大切なことをたくさん伝えてくれる1册.:*・゜

文章も盛りだくさんで、薄い本ですが読みごたえがありますよ♪
どうぞご堪能ください.:*・゜

* 丸梅さんから聞いたこと(レシピもまとめられています)  
     黒豆  
     ごまめ  
     まながつおのみそ漬け  
     かぶら炊き  
     たけのこ煮  
     なすの煮物と加茂なすの田楽  
     あわびの塩蒸し  
     えびのてんぷら  
     小芋の含め煮  
     ずいきの煮物  
     しじみのみそ汁

* ようこそ、ホルトハウス家のお正月に  
  * 母から習ったおせち   
     たたきごぼう   
     いか入りなます  
  * ホルトハウス流おせち   
     お雑煮   
     鴨塩   
     卵のべろべろ   
     厚焼き卵   
     精進昆布巻き   
     花豆の薄甘煮  etc...

* 寒い日は、鍋三昧  
     はりはり鍋  
     豚肉とほうれん草の鍋  
     鶏肉の治部煮風鍋  
     粕汁  
     小田巻き蒸し  etc...

* ホルトハウス流 雛祭りの料理  
     昆布じめ  
     はまぐりの潮汁  
     白あえ  
     ちらしずし  etc...

* 鎌倉の春  
  * 春の海からの贈り物 [わかめ、ひじき]   
     茎わかめの薄味煮   
     生ひじきの煮物  etc...  
  * 春の海からの贈り物 [白魚、鯛、ほうぼう]   
     白魚の卵とじ   
     ほうぼうのみそ汁  etc...  
  * 食卓いっぱいに庭の香りを   
     きゃらぶき   
     ふきの葉のつくだ煮   
     あしたばのてんぷら  etc...  
  * ホルトハウス流 お花見弁当   
     かぶらの白梅酢漬け   
     豆ご飯   
     卵焼き  etc...  
  * 四月になったら、毎日、たけのこ   
     たけのこご飯   
     若竹汁   
     煮たけのこのくず揚げ   
     たけのことふきのおすし  etc...  
  * 春の海山の幸で、お惣菜   
     いわしの辛煮   
     なまり節とふきの煮物  etc...

* 鎌倉の夏  
  * 新じゃがで、お惣菜   
     肉じゃが   
     じゃがいもと鶏のサラダ  etc...  
  * 新茶が出たら……   
     かつおのたたき   
     きゅうりのみそ汁 丸梅風   
     鶏レバーのつくだ煮  etc...  
  * 青梅の季節に   
     梅のかりかり漬け   
     青梅の砂糖煮  etc...  
  * たっぷり、夏野菜   
     グリーンピースのくず仕立て   
     白ずいきの酢の物   
     焼きなすのごまあえ  etc...  
  * 夏の海からの贈り物 [あじ]    
     あじ握りずし   
     あじの南蛮漬け  etc...  
  * 夏のおかずと汁   
     ごぼうのつくだ煮   
     石もちのから揚げ   
     とうがんと焼きなすのおつゆ   
     沢煮椀  etc...

* 鎌倉の秋  
  * ご飯、大好き   
     青菜ご飯   
     焼きとりどんぶり   
     鶏茶漬け   
     薄塩鮭ずし   
     さばの棒ずし   
     からすみの飯蒸し   
     まつたけご飯  etc...  
  * ご飯には、おいしいおかずを添えて   
     おから   
     高菜古漬けの炒め煮   
     じゃこと大豆炒め   
     黒豆の五目豆   
     大豆の皮のはりはり  etc...  
  * 麦とろの献立   
     麦ご飯   
     とろろ汁   
     さつま揚げ   
     ほうれん草のおひたし  
  * 秋の海からの贈り物 [鮭、金目鯛、さば]   
     鮭の粕漬け焼き   
     魚の煮こごり  etc...  
  * 秋の野山からの贈り物 [きのこ、根菜]     
     吹寄せ   
     里芋と鶏手羽先の煮込み  etc...

* ホルトハウス流 すき焼きの醍醐味  
     すき焼き

* ホルトハウス流 ラーメンとうどんの楽しみ方  
     肉うどん  
     ラーメン  
     チキンストック  
     ラーメンストック  
     焼き豚

* しめくくりは、やっぱり甘み  
     お焼き  
     お汁粉  
     わらび餅  
     トマトのワイン煮  etc...      




 

出版社品切れ または絶版 となっています>2016年6月現在
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