食と暮らしの古本屋 eclipse plus

パリのお屋敷にミス・クラベルと暮らしている12人のおんなのこたち。
*9時半にはいつも2列に並んでお散歩*の風景で、もうおなじみですよね。
12人の中ではいちばんのおちびさんのマドレーヌですが、いちばん活躍するのもマドレーヌ。
この絵本でも、マドレーヌちゃんは、大活躍です！

お話はクリスマスの前の晩のこと…お屋敷の皆が風邪で寝込んでいる中、ただひとり、おちびのマドレーヌだけが、元気で皆の面倒を見ていました。
すると、玄関をノックする音が…
サンタクロースかしらと思ったマドレーヌがドアを開けるとそこには…！

誰がいたと思いますか？それは絵本を見てのお楽しみ♪
でも、ドアを開けたマドレーヌのおかげで、12人のおんなのこたちは、とっても素敵なクリスマスを過ごすことができますよ♪♪

ゆうかんなマドレーヌちゃんのお話はいつも元気をくれますが、このお話も、とても生き生きしていて楽しい（私は、「ちょっと、クリスマスツリーを　さがしにいってくる」とさらっと言うマドレーヌちゃんのファンです）。

また、無造作に描かれたように見える自在なのびのびした線描と、さっと塗られたカラーがなんとも心地よく、自由な気持ちになってきます。
表紙のツリーの形にもどうぞご注目くださいね☆