ターシャ・テューダーのドールハウス ミニチュアの世界

ターシャ・テューダーのドールハウス ミニチュアの世界

ハリー・デイヴィス *著
ジェイ・ポール *写真
相原真理子 *訳
文藝春秋
2000.3 初版 / 27.5×22.5 / 135p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜kf5-8 ]

sorry... sold out

絵本を描きながら4人のお子さんを育て、バーモント州に広大な“地上の楽園”を創造…絵本のみならず、昔ながらの心豊かな暮らしぶりや素晴らしいガーデニングにもファンの多い ターシャ・テューダーさんはまた、類まれな ドールハウスのオーナーとしても知られています。

こちらは、1996年にアメリカのアビー・オルドリッチ・ロックフェラー・フォークアート美術館で展観されたターシャさんの作品と暮らしを紹介した展覧会に際し、ターシャさんの家(コーギー・コテージ)を模し、プロの職人によって新たに製作されたハウス、そして、ハウスを彩る ターシャさんのコレクションの数々が紹介された1册。

ページを辿ると、まずはハウスの全貌、そして、「キッチン」「ダイニングルーム」「客間」「温室」「ホール」「ベッドルーム」「書斎」「ヤギ小屋」と各部屋の詳細が紹介され、さらに「クリスマス」の時期のドールハウス、コレクションの中でも特に貴重でユニークな「大切なものたち」が紹介されたコーナーもあります♪

幼い頃から 1830年代に生きていたことがあるような感じを抱き、大人になってからは自分が一番心地良く感じるその時代の暮らしを実践されていたターシャさん… もちろん、その暮らしを模したドールハウスなので、ハウス内のミニチュアの家具や調度品もアンティークや、ターシャさんが実際に使ってらっしゃったアンティークを模して作られたものがほとんど!

ターシャさんが長年にわたり、蒐め、創り、また、家族はもちろん、その道のプロ、ターシャさんのドールハウスを愛する人々などたくさんの協力者から寄せられた家具や小物が、まるで本物の部屋さながらに並んでいます。

創りも本格的で、例えば、水が流れるシンク、お料理ができるコンロ(お子さんたちはよくこのコンロで 猫のためにベーコンを焼いていたそう!)、糸の紡げる糸車、クッキージャーには本物のクッキーが入っていますし、スクラップブックや抜き書き帳もちゃんと読むことができるのです♪

また、通常 12分の1で作られることが多いというドールハウスですが、縮尺率が 4分の1というところも驚きで、一度は実物を拝見してみたい夢のドールハウスとなっています.:*・゜

1922年、7歳のクリスマスにお母さまが作ってくれた素晴らしいドールハウスに魅せられて以来、80年の歳月をかけ、凝り性のターシャさんが創り上げてきたドールハウスと人形たちの類まれな世界…どうぞごゆっくり、すみずみまでご堪能ください.:*・゜

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