小径の向こうの家 母 ターシャ・テューダーの生き方

小径の向こうの家 母 ターシャ・テューダーの生き方

ベサニー・テューダー *著
食野雅子 *訳
メディアファクトリー
1999初版・2001.7刷 / 21×26.5 / 96p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜kf5-6 ]

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絵本を描きながら4人のお子さんを育て、バーモント州に広大な“地上の楽園”を創造…絵本のみならず、昔ながらの心豊かな暮らしぶりや素晴らしいガーデニングにもファンの多いターシャ・テューダーさん.:*・゜
その生い立ちから “地上の楽園”を創り上げるまでを、長女であるベサニー・テューダーさんが語り伝えてくれた1册です。

個性的な両親の元に生れ、両親の離婚後預けられた先ではまたまた個性的で素敵な大人に出逢い、影響を受け感性が育まれた「子ども時代」「新しい生活」「ティーンエージャー」時代のお話、
19歳の時初めて絵本を描き、1938年にデビューを飾った「絵本作家への道」のお話、
ご結婚され、念願の農場生活を始める一方、画家として、お母さんとして、多忙だけれど充実した日々が綴られた「家庭生活」「画家ターシャ・テューダー」「農場生活」「さまざまな行事」「手工芸・気晴らし・人形劇」のお話、
そして、念願のバーモント州に長年思い描いていた理想の楽園を創り上げた「思いがけない幸福」のお話! (「」内は、各章のタイトルです♪)

ベサニーさんは、小さな頃、お母さんのことを “不可能を可能にできる人のように思えました”と綴ってらっしゃいますが、とにかくターシャさんのスーパーお母さんぶりがすごいです!
クリスマス、バースデーパーティー、ハロウィーン、感謝祭、復活祭、独立記念日、バレンタインデーなど特別なイベントはもちろん、いつもの午後のお茶の時間だって、ターシャさんの手にかかれば、まるで魔法がかけられたような わくわくどきどきの時間に♪
人形遊びのお話や“雀の郵便屋さん”のお話もそうですが、お子さんと一緒に、まずターシャさんが心から楽しんでらっしゃった様子が伝わってきます♪

また、ベサニーさんのお話は、特に子どもの頃の思い出の描写が 生き生きと細やかで、まるでつい昨日のことをお話されているかのよう.:*・゜
ターシャさんの作品について、ベサニーさんは“真実を描いていることが作品の大きな魅力”と語ってらっしゃいますが、絵本の中で用いられているエピソードも多く、コーギー犬との ユニークな出逢いのいきさつなど、ファンには嬉しいお話満載です♪

あと、こちらの本の素敵なところは、かわいらしい赤ちゃんのターシャさんから、少女時代のターシャさん、スーパーお母さんとなり子どもたちと楽しく過ごすターシャさん etc... 写真も盛りだくさんに紹介されているところで、まるでテューダー家の家族アルバムを見せてもらっているよう.:*・゜
絵本の登場人物のモデルになっている子どもたちやペット、動物たちの写真もとっても可愛らしくて、ターシャさんの子どもの頃の絵や、お子さんや動物たちをモデルにしたスケッチなども拝見することができますよ♪

他、訳者の食野さんによるターシャ・テューダーさんの絵本の紹介も♪
どうぞご堪能ください.:*・゜

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年4月現在

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