季節をビンに詰め込んで 果実酒のはなし

季節をビンに詰め込んで 果実酒のはなし

石村由起子 *著
小泉佳春 *撮影
藤崎良嗣 pond inc. *デザイン
主婦と生活社
2008.5 初版 / 17.5×15.5 / 96p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜kf35-8-4 ]

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1984年にカフェ&雑貨店「くるみの木」をオープン、20年後の2004年には念願でいらっしゃったというゲストハウス、レストラン、ギャラリーを複合した「秋篠の森」もオープンされご活躍の石村由起子さんが、20年以上に渡って巡る季節を詰め込んでこられた果実酒のバリエーションを紹介してくれました!

石村さんの果実酒は、季節の果実、ハーブや花を、お酒と氷砂糖で漬け込んだシンプルなもの…20年以上前、お店のお庭の木に初めて成った杏を漬け込んだのが、第1号の果実酒とのことで、その後、まるで実験を愉しむかのように、たくさんの果実酒に挑戦されています。

こちらの御本で紹介されているのは、あんず酒、シークァーサー酒、すだち酒、きんかん酒、パパイヤ酒、白いちご酒、レモンバーム酒、青じそ酒、ローズマリー酒、温州みかん酒、柚子酒、乾燥薔薇酒、桜酒、ざくろ酒、姫りんご酒、さくらんぼ酒、山桃酒、きんかん酒、ラズベリー酒、さるなし酒、ブラックベリー酒、洋なし酒、ブルーベリー酒、すぐり酒、スペアミント酒、くるみ酒、あけび酒、ペパーミント酒、またたび酒、菊酒、山フジ酒、なつめ酒、皮ごとのすだち酒、梅酒!

素材のエキスがお酒に溶け出し、色付いたり、色褪せたり…その過程をまるでアートを鑑賞するかのように愉しまれています.:*・゜
また、梅酒のイメージでしょうか…果実酒というと、大きな瓶に仕込むイメージがありますが、石村さんは、小さめの瓶に気軽に漬けてらっしゃるのが新鮮.:*・゜瓶のデザインも素敵なものが多いですので、どうぞお楽しみに♪

他、お酒を漬けた果実を使って作る山桃のレアチーズケーキ、あんずの焼き菓子、漬けたいちごとバナナのジャム、お酒で作るジャスミンゼリー、4種のお酒でつくるドレッシングなどレシピも!

1つ1つの素材についての仕込み方は掲載されていませんが、基本の仕込み方や、それぞれのお酒の皮や実のひきあげ時、おいしいいただき方などを教えてもらえます♪
どうぞご堪能ください.:*・゜

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年7月現在

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