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2011年に河出文庫より文庫化、電子書籍化され、ただいま流通中です >2018年4月現在
石井好子 *著
花森安治 *装本
暮しの手帖社
平成2年34刷 / 18.5×13 / 269p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜kf35-4-2-1 ]
石井好子 *著
花森安治 * 渡辺ゆきえ *装幀*装画
暮しの手帖社
昭和60年初版・平成20年13刷 / 18.5×13 / 287p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜kf35-4-2-2 ]
シャンソン歌手の石井好子さんによる美味しいエッセイ♪2册シリーズです!
「たべものの随筆を書いてごらん、あなたは食いしん坊だから、きっとおいしそうな文章が書けるよ」…昭和36年、花森安治さんからの提案で「暮しの手帖」に連載されることになったエッセイは、その2年後、『巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる』として上梓され、同年、第11回エッセイストクラブ賞を受賞.:*・゜
石井好子さんが、シャンソン歌手としてはもちろん、“オムレツの石井さん”として、後にオムレツ専門店「玉子と私」を経営されるなどお料理の世界でも大活躍されるきっかけになった御本です!
美味しそうなものが次々と描かれる文章は、リズムが良くてテンポも良くて、お料理の作り方もさりげなくいっぱい盛り込まれていて!
石井さんの食いしん坊ぶりも、花森さんの慧眼通り際立っていて、なんとも愉しい読み心地♪
また、“バタ”や“メリケン粉”など昭和を感じる言葉もかわいらしく新鮮で、花森さんによる装幀や挿し絵の雰囲気にとてもよく合っています!
タイトルも花森さんがつけて下さったそうですが、おおらかな感じ、食べることの幸せが伝わって来るような感じが、石井さんの文章にぴったりだなと思います♪
『巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる』では、「また来てまた見てまた食べました」「外は木枯 内はフウフウ」「西部劇とショパンと豆と」「紅茶のみのみお菓子を食べて」「とまとはむぽてと」「フランスの料理学校」「わが家族の食い気についての一考察」など...
『東京の空の下 オムレツのにおいは流れる』では、「ロールキャベツは世界の愛唱歌」「父とアラン・ドロンとスープ」「春はふわふわ玉子のスフレから」「夫の味とわたしの味」「浜辺のパエリャ・バレンシアーナ」「メグレ警視とシャンソンと」「クウェートの或るパーティー」「アブゼリ、クネル、お芋のお焼き」「なんとおいしい好子ムース」「いまは手抜き料理人」「トゥール・ダルジャンのいり玉子」などのお話が愉しめます♪
どうぞ2册併せて、お愉しみください.:*・゜
2011年に河出文庫より文庫化、電子書籍化され、ただいま流通中です >2018年4月現在
石井好子 *監修
柳田隆司 * 藤牧徹也 *撮影
藤牧朝子 *ディレクション&デザイン
イナキヨシコ *イラスト
五十嵐圭(PAUSE)*調理
杉村順子 *スタイリング
扶桑社
2004.10 初版 / 20×21.5 / 128p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜kf35-4-2-3 ]
上記『巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる』の世界を、石井好子さんの監修で再現してくれたレシピ本です♪
紹介されているお料理は下記でご紹介していますが、ほとんどがとても気軽に作ることができるお料理ばかり!
花柄の琺瑯のお鍋や、スージー・クーパーの食器などに盛りつけられたお料理の、どこか懐かしい感じのするスタイリングも、本の世界にぴったりです♪
当時のポスターやレコードジャケット、プライヴェート・スナップなどの写真、おもてなしメニュー例、レシピに添えられた石井さんの文章なども愉しめます!
花森安治さんの目に留まり、後に『巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる』に繋がることになる「巴里の自炊」という文章(女学校時代の先輩である大橋鎮子さんに勧められて書いたそうです)から始まる構成も素敵です!
どうぞお愉しみください♪
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年4月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪