The key to the treasure is the treasure
こだまでしょうか
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで さみしくなって
「ごめんね」っていうと 「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
睫毛の虹
金子みすゞ *詩
よしだみどり *訳*絵
矢崎節夫 *まえがき
JULA出版局
1995初版・同年4刷 / 22×16 / 67p
ハードカバー
[ 商品番号 Ｎ゜kf3-4 ]
お魚、睫毛の虹、大漁、ばあやのお話、帆、蜂と神さま、女の子、お菓子、土、星とたんぽぽ、花のたましい、犬、さびしいとき、みんなを好きに、こころ、私と小鳥と鈴と、不思議、こだまでしょうか etc... 素敵な感じで選び抜かれた金子みすゞさんの詩 26篇が、英語による対訳・イラストと一緒に愉しめる趣向の詩集です。
森羅万象すべてのものに向けられた慈しみのまなざしと、ひとが生きていく上で感じる心の痛み、地球上にほんのひと時大きな力により生かされていることへの感謝などが、なんとも繊細で、ユニークで、愛らしく、懐かしく、温かく、優しい詩として紡ぎ出されています.:*・゜
懐かしい日本の情景が 温かく優しく描き出された よしだみどりさんによるイラストも、金子みすゞさんの詩に寄り添うようにぴったりで、英訳付きなので外国の方へのプレゼントにも素敵かと思います♪
どうぞご堪能ください.:*・゜
Information
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年4月現在
