食と暮らしの古本屋 eclipse plus

♪メルヘンの部屋１　365日の花ことば

“美しいから美しいのではなく愛するから美しいのだ”―こんな素敵なエピグラフが掲げられ、1年365日、季節を追って花とその花ことばが紹介された１册。
花ことばは、本によって書いてあることが違っていたりすることもあり、戸惑うこともしばしばですが、自分の気持ちを花に託すというのはやはりとても素敵！花を贈る際は誤解を招かないように、この本も添えて差し上げてしまうというのも一興かもしれません♪ちいさくて美しいこの本なら、きっとさりげなく思いに彩りを添えてくれますよ。
熊田千佳慕さんによる各ページの花のイラストも、しっとりときれいです.:*・゜

♪詩画集１　「愛」より

フランシス・ジャム氏の「哀歌　十四番」、テオドル・シュトルム氏の「愛の腕に抱かれたことがある人は」、ジャン・コクトオ氏の「君の微笑……」など、愛をモチーフにした詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

ご紹介は上記「世界の詩（うた）とメルヘン」でご覧ください。

♪メルヘンの部屋２　星空のコンチェルト

星座ごとに性格分析や伝説、幸運の花・石・色・数、相性・適職などが紹介され、また、各星座をモチーフにした詩もそれぞれに捧げられた１册。
見開きで各ページを彩る、点描も効果的なイマジネーション溢れる絵が、妖しくも美しく、モチーフの神秘性を高めています。

♪詩画集２　パリ・スケッチ

ロベール・デスノス氏の「ぼくはほんとうに…」、プレヴェール氏の「庭」、ポール・ヴェルレーヌ氏の「都に雨の降るごとく」など、パリの風景やイメージが小道具として登場している詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

ご紹介は上記「世界の詩（うた）とメルヘン」でご覧ください。

♪メルヘンの部屋３　メルヘンの世界から

“メルヘン…それは　この世をわたるための　かろやかな　ひかりの素足”―矢川澄子さんによるこんな素敵なエピグラフから始まるこちら、どんなにメルヘンチックな内容かと思いきや、さまざまな教訓も読み取ることができるちょっと恐しいようなメルヘンの世界が展開されています。
「人魚姫」「ヘンゼルとグレーテル」「幸福の王子」などお馴染みの12の童話から、右ページでは文章による物語の１シーンと風刺の効いた‘寸言’、左ページでは、12人の画家〔東逸子さん、牧野鈴子さん、直江真砂氏、小野寺マリレさん、上野紀子さん、柳瀬桂治氏、司修さん、長沢秀之氏、太田大八氏、松永禎郎氏、宇野亜喜良さん、味戸ケイコさん〕による多彩で豪華なイラストを楽しむことができますよ…☆
味戸ケイコさんによる表紙では、少女がそっと扉を開いて向こう側をのぞいています。貴方も勇気を出して、少女がのぞいた扉の向こう側―ちょっと恐ろしいようなメルヘンの世界―をのぞいてみませんか？

♪詩画集３　美しい五月に

テオドル・シュトルム氏の「夕ぐれ」、ヘルマン・へッセ氏の「恋のうた」、ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ氏の「夜」など、５月をイメージさせる詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

ご紹介は上記「世界の詩（うた）とメルヘン」でご覧ください。
愛の詩画集…ご紹介はこちらよりどうぞ！

♪メルヘンの部屋4　愛の１２月

1月～12月まで、それぞれの月の別名（例えば3月では弥生・花見月・桜月・春惜月）、月の名の由来と暦、そして詩を、牧村慶子さんのかわいらしいイラストと共に愉しむことができる１册。
特に月の別名が素敵で、季節の移り変わりをこんなに美しくバリエーション豊かに表現してきた・また表現できる日本語の素晴らしさに改めて感動します！

♪詩画集4　緑の野でうたう歌

ライナー・マリア・リルケ氏の「「果樹園」より　春（五）」、フーゴー・フォン・ホーフマンスタール氏の「夜の道」、「通りすぎて行く人に」など、春を想わせる詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

ご紹介は上記「世界の詩（うた）とメルヘン」でご覧ください。
愛の詩画集…ご紹介はこちらよりどうぞ！

♪メルヘンの部屋５　アンティックな世界

ディヴァン、蓄音機、コモード、時計、飾りテーブルなど、12のアンティークが、当時の歴史的な風俗・逸話、そして代表的であったり有名であったりする逸品の画とその画に添えられた注釈で紹介されています。
また、それぞれのアンティークに捧げられた詩も添えられていたりと、優雅に‘アンティックな世界’を満喫することができる１册となっています…☆

♪詩画集５　そらと海

グィード・ゴッツァーノ氏の「救い」、ジュゼッペ・ウンガレッティ氏の「そらと海」、サルバトーレ・クァジーモド氏の「そしてすぐに日は暮れる」など、空と海をモチーフにした詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

♪メルヘンの部屋6　花の伝説

“花の沈黙こそ美しい　けれど　語りかければこたえてくれる　わがこころを映して…。”…こんなロマンチックなエピグラフが掲げられているこの本は、すみれ、チューリップ、ヒアシンス、すずらん、バラ、アイリス、月桂樹、黒百合、忘れな草、のこぎり草、ひまわり、水仙、と12の花をとりあげ、ギリシア神話、ローマ神話、西欧の伝説などから、それぞれの花にまつわる逸話が紹介された１册。
他にも、さまざまな豆知識が紹介、もちろん花ことばも添えられていますよ。

♪詩画集6　ひとり海辺で

マリヤ・パヴリコフスカ・ヤスノジェフスカ氏の「恋文」、ヤン・ネルダ氏の「母に」、アナクレオン氏の「恋せぬことは」など、孤独を見つめる詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

ご紹介は上記「世界の詩（うた）とメルヘン」でご覧ください。
愛の詩画集…ご紹介はこちらよりどうぞ！

♪メルヘンの部屋7　香りのおもいで

アルページュ、アンフィニ、カレーシュ、シャネルNo.19、ジョイ、フィジー、ミス・ディオール、夜間飛行、ランテルディ、リヴゴーシュ、レール・デュ・タン…当時、女性にもっとも人気があったという香水たちに、中井英夫氏がそれぞれの香水へのイメージから脚韻詩とその想いを綴っている豪華な１册。
もちろん、香水の特徴やエピソードの説明もあります。
ちなみに、中井英夫氏は序文で、香水の神秘を言葉でいい表わそうとする試みについて、“それはたとえば花火のあとの沈黙あるいは夜空を掠め過ぎた流星が残す闇に似て、とどろく思いに見守ったという記憶の宝石（いし）、記憶だけの宝石にすぎない”と語ってらっしゃいますが、氏による脚韻詩の試みは、多用される“文語脈”の効果も相まって、本当に美しく香るよう.:*・゜
なお、左ページを彩る、ストイックでありながら、同時に肉感的な色気が仄かに漂う建石修志氏の嶄然（ざんぜん）としたイラストと共に、今ではもうなかなか観ることのできない当時の香水壜の写真も嬉しく必見です☆

♪詩画集7　大地と宇宙のあいだ

エドガー・アラン・ポー氏の「アナベル・リィ」、ウォルト・ホイットマン氏の「わたしはルイジアナで、樫の育つのを見た」、エミリー・ディケンソン嬢の「わたしは思う　この世は…」など、様々なものに想いを馳せた詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

メルヘンの部屋…ご紹介は上記「世界の詩（うた）とメルヘン」でご覧ください。
愛の詩画集…ご紹介はこちらよりどうぞ！

♪メルヘンの部屋8　人形の国から

人形であることは分かっているけれど、“どこで生まれてどこから来たのか”・・・自分のことをはっきりさせたくて、人形はお母さんを捜す旅に出ます。
その旅で出逢ったのは、世界各国の人形たち―キューピー、ファッション・ドール、メカニック・ドール、ビスク・ドール、日本人形、レンチ・ドール、チャイナ・ドール、ワックス・ドール、アメリカン・ドール…。
お話仕立てで、旅で出逢うそれぞれの人形たちについて詳しく紹介されている楽しい趣向の１册です。なお、なかえよしお氏によるエピグラフは、人形好きさんは納得してしまうこと請け合いですので、どうぞお見逃しなく♪

♪詩画集8 あるひとに

パーシー・ビュッシー・シェリー氏の「あるひとに」、エドウィン・ミュア氏の「夢と物」、ウィリアム・ワーズワス氏の「ひな菊によせて」など、気持ちを打ち明けるような詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

メルヘンの部屋…ご紹介は上記「世界の詩（うた）とメルヘン」でご覧ください。
愛の詩画集…ご紹介はこちらよりどうぞ！

♪メルヘンの部屋9　タロットの主役たち

タロットカードの中から、“人の一生にまつわるさまざまな幸不幸のイメージ”がちりばめられた22枚の札（大アルカナ）を取り上げ、太田大八氏の重厚で存在感ある画と共に紹介しています。
“アルカナ”という言葉は、〈知恵〉を意味しているとのことで、運命を選びとる一つの手段としてのタロットカードの“１枚１枚はそれぞれに独立した暗示”を持っていて、象徴的かつ神秘的な ものさえ感じます。
さまざまに普遍的な人生の在り様を観るちいさな画集としても、楽しめる１册となっていますよ。

♪詩画集9　野ばら

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ氏の「新しい愛」、ハインリヒ・ハイネ氏の「もゆる陽を」、「野ばら」など、花をモチーフにしたものを中心にさまざまな詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

♪メルヘンの部屋10　恋の法典―藤本義一の愛の十二章―

“恋ニ陥入ルノハ易イ。シカシ、愛ヲ得る恋人タチハ少ない”…藤本義一氏によるこんなエピグラフが掲げられたこちらは、スタンダール氏の『恋愛論』の中にある“恋の法典”より、十二カ条を抜萃して、藤本氏よるシニカルだけれどごもっともな解釈が加えられた１册。
女性に向けて書かれているという趣きが感じられます。今、恋をしている人にぜひ…！

♪詩画集10　白い雪

ジャック・プレヴェール氏の「アリカンテ」、ジャック・オーディベルティ氏の「ベンチ」、フランシス・ジャム氏の「雨の一滴が…」など、様々に人生を謳った詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

♪メルヘンの部屋11　誕生石

“人は生まれながらにある特定の宝石と結びつき、それを身につけていれば幸福になれる”…誕生石の言い伝えがヨーロッパ・アメリカへ広められたのは18世紀中頃のこと。
こちらは、1月～12月まで、それぞれの誕生石について、誕生石のことば、さまざまな伝説、神話、風習、歴史的逸話などが紹介された１册。
時に文学の台詞を引用しながら、とても興味深く読みごたえのある１册となっています。 宝石の硬度や比重、産地などの記述もありますよ。

♪詩画集11　手紙

ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・マヤコフスキー氏の「月夜」、アレクセイ・コンスタンチノヴィチ・トルストイ氏の「色あせたわが園の中……」、アレクサンドル・セルゲーヴィチ・プーシキン氏の「花」など、ロシアの詩人の詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

メルヘンの部屋…ご紹介は上記「世界の詩（うた）とメルヘン」でご覧ください。
愛の詩画集…ご紹介はこちらよりどうぞ！

♪メルヘンの部屋12　花ことばによせて

すずらん、黄ばら、都忘れ、馬酔木（あせび）、あんず、かきつばた、デージー、トルコききょう、ペチュニア、ブバリア、銀杏、山百合…それぞれの花に寄せられた詩と花ことば、そして花をより楽しむ為の工夫や豆知識が紹介された１册。
きれいなものを見つめて生きていきたいと願う、優しい気持ちに溢れています。

♪詩画集12　人間の歌

ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ氏の「その女の子は」、マリアン・ムーア氏の「くらげ」、e・e・カミングス氏の「春は漠然の手のようである」など、日々の営みを感じさせるような詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

メルヘンの部屋…ご紹介は上記「世界の詩（うた）とメルヘン」でご覧ください。
愛の詩画集…ご紹介はこちらよりどうぞ！

♪メルヘンの部屋13　数字たちのティータイム

さまざまに想いを連想させ呼び起こすフランス語の“la-bas”に寄せて、直江博史氏が折にふれて蒐集されたという11編のミニチュアール譚が収められています。
“ミュンヒハウゼン男爵式の法螺話などでは全くなく、実際にあった話ばかり”と「はじめに」断りがありますが、文字通り“彼方”へと連れて行かれるような幻想的な雰囲気に満ちています。
お話の中に、各章の数字に対応した隠し言葉が騙し絵（トロンプルイユ）風に嵌め込まれていたりと凝った趣向、そして素晴らしいレイアウト、何もかも全てが、とても洒落た１册となっていますよ☆

♪詩画集13　「青春」より

グスターボ・アドルフォ・ベッケル氏の「ゆうべは何の……」、ラモン・デ・カンポアモール氏の「倦怠」、ラファエル・アルベルティ氏の「エレジー」など、恋の詩が多く含まれ13篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

♪メルヘンの部屋14　色の小宇宙

色から呼び起こされ連想された逸話が、特に文学・小説、そして映画やシャンソンなど豊富な話題と共に、イメージを大切にしながら紹介されています。
また、古今東西よりそれぞれの色が使われた詩も添えられていたりと、まさしく色の「小宇宙」が象づくられ拡がっているような、ユニークな読みごたえのある１册となっていますよ。

♪詩画集14　白夜の詩

トーベ・ディトレウセン氏の「私のハート」、ヘンリック・イプセン氏の「詩」、サィマ・ハルマヤ氏の「凍る湖」など、白夜の国の詩人たちの詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

メルヘンの部屋…ご紹介は上記「世界の詩（うた）とメルヘン」でご覧ください。
愛の詩画集…ご紹介はこちらよりどうぞ！

♪メルヘンの部屋15　イニシャルのささやき

Ａはリュウ・アーチャー、Ｂはベイジル、そしてＨはあの有名な…！
12人の探偵とその産みの親である作家たちを紹介しながら、ミステリー小説の世界をさまざまなエピソードを交え、楽しませてくれる洒脱な１册。
各務三郎氏による紹介文は、時に文学的で興味深い逸話に満ち、東逸子さんによる画は、落ちついたミステリアスな雰囲気を醸し出しています。
なお、ラストで紹介されている探偵のイニシャルは、なんと〈？〉。
どの探偵が紹介されているのか、ミステリー小説好きの方はぜひ、ページをめくる前に推理してみて下さいね！

♪詩画集15　静かな調和

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ氏の「蔦も優しい心も……」、リヒァルト・デーメル氏の「比喩」、フリードリヒ・ニーチェ氏の「結びの句」など、特にゲーテやニーチェの詩が数多い感じで12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

メルヘンの部屋…ご紹介は上記「世界の詩（うた）とメルヘン」でご覧ください。
愛の詩画集…ご紹介はこちらよりどうぞ！

♪メルヘンの部屋16　ことばたちのフーガ

賢しく、お転婆で、可愛らしくて、いつもちょっぴり退屈しているアリスという名の女の子、退屈まぎれに“ヤッと逆立ちをしてみると”鏡のなかからエチーラおじさんという変なおじさんが現れ出て、アリスにことば問答をしかけます。
おかげでアリスは、‘退屈なアリス’ではなくなるのですが…。
～回文、反遠近法、イムポッシビリア、双生児、尻取り、忌字、暗号、矛盾、新造語、さかさ言葉、杓子定規～ユーモアあふれる‘教訓’もはさみつつ、数々のことば遊びが、種村季弘氏の筆が冴え渡ったアリスとエチーラおじさんのまさにフーガのような楽しい掛け合いによって紹介された洒落た１册♪
淡い暗色が美しい石阪春生氏による画も素敵です。
なお、鏡のなかから現われたおじさんの名前が何故「エチーラ」なのかは、‘さかさ言葉’の章をご参照くださいね…☆

♪詩画集16　マドリガル

ホルへ・ルイス・ボルヘス氏の「別れ」、ガブリエル・ミストラル氏の「やすらかなことば」、パブロ・ネルーダ氏の「ぼくは想う……」など、しんと情熱的な詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

メルヘンの部屋…ご紹介は上記「世界の詩（うた）とメルヘン」でご覧ください。
愛の詩画集…ご紹介はこちらよりどうぞ！

♪メルヘンの部屋17　エスプリの小箱

タイトル通り、‘エスプリ’たっぷりのエピソードや、（時にブラックな）ジョーク、人生語録などを収めたちいさな本…なのですが、それだけではありません！
ページが上下逆になっていたり、工作風に細工して、扉を開けたり、円を切り抜いて指を入れることができるようになっていたりと立体的にも遊べるようになっていて（ ! ）、本自体にもさまざまに趣向を凝らした仕掛けが！
表紙が遠目から見ると立体的に、まるで箱のように見えるようになっているのも、タイトルに合わせたこの本ならではの趣向ですね☆
本の創り全体がとても洒落た、まさにエスプリに溢れた１册となっていますよ。

♪詩画集17　郷愁

ジョヴァンニ・パスコソ氏の「昔」、ガイウス・ワレリウス・カトゥルス氏の「いつまでも」、フランチェスコ・ペトラルカ氏の「ソネット１」など、しみじみと人生を謳った詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。

♪メルヘンの部屋18　紅茶の本

美味しく楽しみながら、優雅に…紅茶と“仲のいい友達”になれる提案を、時に真剣に、時に冗談交じりで伝授してくれるかわいらしい１册♪
紅茶と合う“ステキな大人のためのフレンチ・トーストのつくり方”や、ティー・カップの選び方、モーツァルト氏にお手伝いをしてもらって（＝「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を聴きながら）いれる美味しい紅茶のいれ方（この曲は、セットのカセットに入っています♪）、ティーコージィー（ティー・ポットにかぶせる保温用の帽子）の手作りの薦め、他、各国の紅茶事情など、読み終わったらふと、紅茶を飲みたくなること請け合いの内容となっています。
そして、各ページを彩る亜土ちゃんのセクシーキュートなイラストも、ちょっと女の子向けなこの本のテーマにぴったりで、とっても可愛らしい！
里吉しげみさんとのご夫婦共著というところも微笑ましく、「愛のセレナーデ」の巻にぴったりですね♪

♪詩画集18　愛のソネット

ヨハネス・ローベルト・ベッヒャー氏の「ひまわりのソネット」、ポール・ヴァレリー氏の「柘榴」、ポール・ヴェルレーヌ氏の「女たちの美しさ……」など、さまざまな情感を謳った詩が12篇、しっとりと優美なイラストと共に楽しめる１册です。