食と暮らしの古本屋 eclipse plus

“100ねんよりも もっと むかしの おおむかし”…
あるおばけの一家が、「おはようおひさま」城の地下室に住んでいました。
パパとママと、それから、ちびっこおばけ・お話の主役のラーバンです！

ラーバンはママのお手伝いが大好きな、とってもよいこのおばけ！
でも、おばけなのにとっても怖がりでおばけらしくないラーバンを心配したパパは、ラーバンにおばけのお仕事のお手本を見せ、その技を伝授しようとして、お城の上へ連れ出しますが…！
ラーバンは無事におばけの修業を終えて、立派なおばけになることができるのでしょうか…？

おばけなのにとっても怖がりなラーバン！
その怖がり方、かわいらしいおばけの修業っぷりと、パパとの会話のやりとりが面白くてかわいくて、ニコニコしてしまいます！
写真や切り絵がコラージュされたイラストも愉しい１册です♪

ちなみに、サンドベルイ夫妻はこの作品で、1966年のエルサ・ベスコフ賞を受賞されています！

睫毛がかわいいパッチリお目々とちょろっとした３本前髪がかわいらしいラーバンのキュートな表情にもどうぞご注目いただいて… どうぞご堪能ください.:*・゜

『おばけのラーバン』でおばけの修業中に出逢い、“いちばんのなかよし”になったラーバンと王子さまが、ある夜、ラーバン一家の住む地下室へ遊びに行くと、なんだか不思議な音がして、パパが耳に綿をつめて耳栓をしています。
そして、ママは嬉しそうに生まれたばかりのラーバンの妹 ラボリーナを紹介してくれるのですが、このラボリーナときたら、生まれたばかりなのにものすごい子なんです！どんな風にすごいかというと…！

写真やイラスト・切り絵でコラージュされたイラストがいつも通りなんとも言えずモダンでキュート♪今作では、そこに文字がデザインとして加わっています！
文字のデザインは、生まれたてのラボリーナの ものすごい特技と関わっているのですが、どんな特技かというのは、どうぞ絵本を開いた時のお楽しみに♪
その特技を披露している時のラボリーナときたら面白くて、末恐ろしくて（ ! ）、こわがりでかわいらしいラーバンお兄ちゃんとのコントラストも愉しいです！
どうぞご堪能ください.:*・゜

「オヒサマオハヨウ」城に住んでいる、パパおばけとママおばけ、そして、かわいいおばけ兄妹ラーバンとラボリーナのお話です♪

おやつに食べた 赤いジャムと青いジャム（ ! ）をこぼして身体が汚れてしまったラーバンとラボリーナ、ママおばけに「おふろにはいりなさい」と言われて、「はぁい、いますぐ」と良いお返事をするものの、一向にお風呂に入らず、ココアを飲んだり、犬と遊んだり、木のぼりをしたり、煙突の中に入ったり…！
いろんなことをするたび、真っ白なふたりの身体はまるで真っ白なキャンバスに絵が描かれていくように、いろんな色がついてカラフルになっていきます！

ママおばけの「おふろにはいりなさい」がだんだんと強い語調になっていくところ、また、ラストのママおばけの台詞の下りはお見事で、思わず笑ってしまいます♪ラストの窓の外にもご注目♪

切り絵やちぎり絵がコラージュされたグラフィカルなイラスト、睫毛がかわいいパッチリお目々とちょろっとした３本前髪がかわいらしいラーバン・くるっとした前髪がかわいらしいラボリーナの キュートな表情にも どうぞご注目いただいて…どうぞご堪能ください.:*・゜