Information
日本語版は、ただいま流通中です >2018年6月現在
長田弘 *作
荒井良二 *絵
高橋雅之 *装丁
エンゼル財団 *企画*協力
講談社
1999.8 初版 / 24×19 / 32p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef21-1 ]
ページを開くと、そこは森。
枝には小鳥が止まり、蝶々が飛んでいます。
どこかで声がします。よびかける声です。
でも、森にはだれもいません。
感じるのは風と日の光…。声は続きます。
「いっしょに さがしにゆこう」―だいじなもの、たいせつなものを。
何ページにも渡って続く、優しい色の森の描写……とても穏やかな気分になります。だいじなもの、たいせつなもの―なんとなく見えてくるような、そんな穏やかな気分。
声は教えてくれます――だいじなもの、たいせつなものを。
それは普遍的な、みんなが思い当たるもの。
美しい文章で、教えてくれます。
同時に、ページを辿っていると、自分にとってのだいじなもの、たいせつなものが見えてくるかもしれません――今の自分にとって、過去の自分にとって、そして未来の自分にとって…。
森は永い時間を生きています。
その永い時を想うと、穏やかな気分で想うと、きっと見えてくるのです。
だいじなもの、たいせつなものが。
果てしなく美しい、きれいなきれいな絵本です。
イラストは時にキュートで……でもほんとうにきれい。
気持ちがあせっている時、気持ちがギザギザしている時、目先のことしか見えない時……ぜひ眺めてみてください。
この森が生きてきた時間を想えば、人の一生なんて、瞬きみたいなもの。
気持ちが落ち着いて、前向きになってきます。
本棚にこの絵本があると思うだけで、安心できるような1冊です…☆
長田弘 *作
荒井良二 *絵
ピーター・ミルワード *訳
高橋雅之 *装丁
エンゼル財団 *企画*協力
講談社
2001.6 初版 / 24×19 / 32p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef21-1-e ]
『森の絵本』の対訳版です。
英語で文章が書いてあって、下にひとまわりちいさい字で日本語の文章が添えてあります。
外国の方(特に日本語を勉強されている方)へのプレゼントにもお薦めな1册です♪
日本語版は、ただいま流通中です >2018年6月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪