Information
1984年に「講談社の翻訳絵本シリーズ」として、 新装版が上梓されていますが、いずれも出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
ルネ=ギヨ *文
中谷千代子 *絵
中谷千代子 * 長野るり *訳
水野プロ *装丁*レイアウト
講談社 / 世界の絵本*フランス・日本
昭和46年初版・50年3刷 / 29×23 / 39p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef15-4 ]
ラオはまだちいさなライオンの子ども、おかあさんライオンと一緒にアフリカの草原に暮らしています。いつものように日が昇ると、おかあさんは獲物を探しに狩りへ、 ラオはお留守番です。
おや、花が飛んでいる~でもよく見たら、それは蝶々、一緒に遊び戯れているうちに、ラオはいつの間にか、 森の中へ…。
そこで出逢うのはたくさんの動物たちです。でも動物たちは、ラオを怖がったり、反対にラオを怖がらせたり …もう森はこりごり!
ラオはおかあさんのそばへ帰りたくてたまらなくなりますが、森の中…帰り道が分かりません。動物達に道を尋ねても、ライオンの子だからと怖がって逃げていってしまいます。迷子になってしまったラオは、おかあさんの許に、無事辿り着けるのでしょうか…?
作者のギヨ氏は、アフリカで20年以上に渡り、中学校の先生として生活されていたそう。その後、生地フランスに戻ってからは、興味を持っていたジャングルや大草原の動物たちを主人公にした多くの小説を、少年少女に届けてらっしゃいます。
『ラオのぼうけん』は、氏が手掛けた初めての絵本…日本の子どもたちの為に書き下ろしたとのことです。絵と訳を手掛けてらっしゃる中谷千代子さんが、氏の小説に挿し絵を描いていたことから生まれた縁なのでしょうか.:*・゜
中谷千代子さんは、『ジオジオのかんむり 』『かばくん 』などの作品で、おなじみの方も多いかと思います。粗い布目のキャンバスに、なんとも言えない配色の、美しい色彩を重ねた油絵が、とっても印象的ですよね!
『ラオのぼうけん』でも、とても素敵な絵を寄せてらっしゃいます~早朝のぴんと張り詰めたエネルギーに溢れた空気感、ラオのかわいい表情やしぐさ、さまざまに移り変わる緑の色彩など、素晴らしいです。
また、この本にはもちろん、たくさんの動物たちも登場しています!
ちいさな読者の方も、どうぞお楽しみに♪
1984年に「講談社の翻訳絵本シリーズ」として、 新装版が上梓されていますが、いずれも出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
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