ほたるの子 ミオ

ほたるの子 ミオ

トゥルンカ *絵
ボリガー *文
矢川澄子 *訳
メルヘン社
昭和56年9月初版 / 32×23 / 42p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef12-5 ]

sorry... sold out

ミオはちいさなほたるの男の子、優しいとうさんとかあさんと一緒に、仲良く暮らしています。
初めて見るしろくてふわふわした雪、そして初めて迎える冬眠…目覚めて1つ大きくなったなら、憧れのランタンをもらって、空を飛ぶことができるのです。

初めてとうさんと一緒に飛んでうけもちの場所を照らし、人間の住む家を眺めたこと、また、こっそり家を飛びだした初めての冒険!!そして、恋をして結婚をして、季節は巡って子どもが生まれて.:*・゜

ミオの成長の過程を通して、生き物の生命の連なりがファンタジックに描かれているこの絵本は、絵がまたとっても美しく、ペン画に水彩で彩られた透明感ある美しい色の重なりとその色の微妙なにじみは、まるでステンドグラスか万華鏡を眺めているよう。光沢感のある紙質に映えて、吸い込まれそうな輝きをたたえています。
また、ほたるというちいさな生物の目線を意識してか、葉脈を型押しして描かれているように見える四季折々の自然の描写は、ファンタジックながら質感がとてもリアル!

ラストで、おとうさんになったミオが子供たちに語る言葉は、ずっと前にとうさんがミオに語った言葉と同じ言葉…。
連綿と続いていく生命の神秘をしみじみと感じることができる、ほんとうに美しい1册です.:*・゜

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在

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