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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
ボフミル・ジーハ *作
イジー・トゥルンカ *絵
千野栄一 *訳
ほるぷ出版
1984.9 初版 / 26×20 / 52p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef12-2 ]
3~4歳くらいでしょうか、ちいさな男の子・ビーテックの日常を、ビーテックと同じくらいかわいらしいちいさな22のエピソードで綴った微笑ましい絵本です。
子どもの時に感じた不安な気持ち、ちょっとお兄さん(お姉さん)になったような気持ち、ちっちゃな冒険や実験、テレビの不思議 (!) などなど、こんなことあった!という懐かしい匂いがどこかしらに漂っていて、大人になってから見ると、なんでこの子はこんなことしてるんだろう???と思ってしまう子どもの不思議だって、ビーテックを通して見なおすとまるで魔法のように、自分の子ども時代の気持ちとして懐かしくよみがえってくるような、そんな優しい気持ちになれる本。
子どもの生活や気持ちがほんとうに生き生きと描かれていて、地の文は第三者的な視点で語られているにもかかわらず、ビーテックってこんな子なんだよ、と話しかけてくれているような親密な距離感があります。
また、ラフにクレヨンとパステルを重ねて、その上から細い線で削った?ような、繊細なぽやっとした優しい絵が、とてもお話にあっていて、特にまっかなほっぺのビーテックをはじめとする子どもの描き方が絶妙な感じで可愛い!
ところで、ビーテックはタイトルでは“わんぱく”となっていますが全然わんぱくではなく良い子で、どちらかといえばお人好しな感じのとっても優しい男の子♪
ちいさな子とは思えないくらいの気配りをしたり、ほんとうに眺めていてニコニコしてしまうかわいらしいエピソードがいっぱい!
大人が読んでも子どもが読んでも、それぞれの視点で、めいいっぱい優しい気持ちで楽しめる絵本となっていますよ☆
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪