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「タンタンの冒険旅行」シリーズは、少年記者のタンタンと、パートナー犬・スノーウィが、ペンを片手に 世界中を駆けめぐり、さまざまな事件に巻き込まれ冒険を繰り広げるベルギー発のコミック（バンド・デシネ）！

作者のエルジェさんは、ブリュッセルの新聞社で働く 駆けだし記者だったそうですが、ある日、上司の命令で、子ども版の新聞になにかおもしろい企画を…ということで、自ら冒険漫画を作画し連載したところ、これが大評判！
以来、エルジェさんは “本業はそっちのけ” で、タンタン・シリーズを続々と発表…亡くなった後に刊行された未完成作品 『タンタンとアルファアート』を含む24作品を上梓されました。

タンタンの完全翻訳版である日本語版「タンタンの冒険旅行」シリーズは、奇しくも作者エルジェさんが亡くなられた1983年3月直後の 同年4月より福音館書店から刊行が始まり、2007年に全24作品が待望の完結！2011年4月からはハードカバー版より小さなサイズのペーパーバック版も刊行されています。（2011年12月にはスティーヴン・スピルバーグ監督による 3D実写映画も公開されました♪）

ちなみに、弊店のご紹介は 福音館書店の刊行順となっていますが、原書の刊行順は下記の順で、日本語翻訳版の順番とかなり異なっているようです。
１册完結のお話が多いので（２巻で続き物のお話もありますが）、それぞれで楽しめますが、原書の刊行順で読んでみるのも、より タンタンシリーズを愉しむ読み方の１つかもしれませんので、ご紹介しておきますね♪

• 原書の刊行順
  • 『タンタン ソビエトへ』（Tintin au pays des Soviets）
  • 『タンタンのコンゴ探険』（Tintin au Congo）
  • 『タンタン アメリカへ』（Tintin en Amerique）
  • 『ファラオの葉巻』（Les Cigares du pharaon）
  • 『青い蓮』（Le Lotus bleu）
  • 『かけた耳』（L'Oreille cassee）
  • 『黒い島のひみつ』（L'Ile Noire）
  • 『オトカル王の杖』（Le Sceptre d'Ottokar）
  • 『金のはさみのカニ』（Le Crabe aux pinces d'or）
  • 『ふしぎな流れ星』（L'Etoile mysterieuse）
  • 『なぞのユニコーン号』（Le Secret de La Licorne）
  • 『レッド・ラッカムの宝』（Le Tresor de Rackham le Rouge）
  • 『ななつの水晶球』（Les Sept Boules de cristal）
  • 『太陽の神殿』（Le Temple du Soleil）
  • 『燃える水の国』（Tintin au pays de l'or noir）
  • 『めざすは月』（Objectif Lune）
  • 『月世界探検』（On a marche sur la Lune）
  • 『ビーカー教授事件』（L'Affaire Tournesol）
  • 『紅海のサメ』（Coke en stock）
  • 『タンタン チベットをゆく』（Tintin au Tibet）
  • 『カスタフィオーレ夫人の宝石』（Les Bijoux de la Castafiore）
  • 『シドニー行き714便』（Vol 714 pour Sydney）
  • 『タンタンとピカロたち』（Tintin et les Picaros）
  • 『タンタンとアルファアート』（Tintin et l'Alph-Art）

なお、「タンタンの冒険旅行」シリーズには、ハードカバー版初版のみ「タンタン タイムズ」というおまけの付録新聞が付いていました。
本はお持ちで、おまけだけが欲しい！という方がいらっしゃるかなと想いましたので、「タンタン タイムズ」は別売りといたしました。
お捜しの方がいらっしゃったら、ぜひ付録も併せてコンプリートしてくださいね。

少しですが英語版もお届けしています。

老若男女問わずファンの多い、タンタンとスノーウィの冒険をどうぞご堪能ください！