おもいでのクリスマスツリー

おもいでのクリスマスツリー

グロリア・ヒューストン *文
バーバラ・クーニー *絵
よしだしんいち(吉田新一)*訳
ほるぷ出版
1991年11月初版 / 27×24.5 / 40p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜e1-2-33-1 ]

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北米はノースカロライナの山の奥に佇むちいさな村に、ルーシーという女の子が暮らしていました。

村では、クリスマスに教会にたてるクリスマスツリーを村人たちが順番に用意する伝統があり、ツリーをたてた家の子どもがクリスマス劇の天使の役をすることになっていて、今年は、ルーシーの家がツリーをたてる番です!

春のはじめに、ルーシーとお父さんは遠出をして、切り立った崖の上にある立派なモミの木を探し出し、目印にリボンを結んでクリスマスを楽しみにしていましたが、夏になって、お父さんが戦場へと駆り出されてしまいます。

ルーシーは、「どうか、パパをクリスマスまでにおかえしください」と祈りながら、お母さんと共にお父さんの無事を信じて留守を守りますが…!

山奥の平和な村にも押し寄せた第1次世界大戦の影を、愛情で繋がる家族の実話を基にして描いたクリスマス絵本です♪

文を手掛けたグロリア・ヒューストンさんが生まれ育った村の暮らしを基にしていて、絵を手掛けたバーバラ・クーニーさんは、実際にその村を訪ね、取材・考証を重ねたそう!当時の暮らしぶりが丹念に描かれていて見所となっていますが、さまざまな光の描写もまた素晴らしいです.:*・゜

男手がなくなって、経済的な試練に遭いながらも、日々の暮らしを守り続け、ルーシーから楽しみや喜びを奪わないようにお父さんの役目をも果たすお母さんの強さと勇気、そしてもちろんたっぷりの愛情が感動的.:*・゜

訳者の吉田新一さんによるあとがきの言葉“たとえ戦場でなくても戦争が人々の心と生活をどんなにおびやかすかを雄弁に語り、戦争のどんな不幸にもめげない人間の誇りを描いた点で、たいへん優れた戦争文学にもなっています。”と共に、かけがえのない幸福とはなにかということが、心の奥深くに沁みてくるような1冊です。
どうぞご堪能ください.:*・゜

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年12月現在

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